TVアニメPRへ豊橋の各所に「マケイン」装飾

9月29日からは推し旅企画開始

　豊橋市出身の雨森たきびさん原作で、市内を舞台にした小説「負けヒロインが多すぎる」のテレビアニメが放映中なのにちなみ、登場キャラクターなどを使った装飾物のＰＲで盛り上がっている。市とＪＲ東海は９月29日から「推し旅」のキャンペーンを開始。ファンが登場シーンの施設を訪れる「聖地巡礼」につなげたい考えだ。
　装飾物は豊橋駅東西自由連絡通路や周辺商店街、市役所など公共施設で随時設置する。豊橋駅新幹線改札口付近には、アニメの公式ホームページにも掲載する「聖地巡礼マップ」とキャラクターの等身大パネルを並べたモニュメントを設けた。多くの乗客や通行人らがスマートフォンなどで撮影した。等身大パネルはキャンペーン開始後に別の場所へ移設する。印刷したマップは30日から豊橋観光案内所などで配る。

あすから水上ビルに壁画

　在来線改札口前のモニターでは10月末まで、プロモーション映像を随時流す。連絡通路の各所やときわ通り商店街には３月末までフラッグやバナーも飾る。水上ビルには23日からアニメの壁画も登場する。
　市は公用車（トヨタ・エスティマ）の車体一面にラッピングを施し、公務で使い始めた。本庁舎の懸垂幕や市内各所にのぼり旗を設け、市地下資源館では施設の登場シーンも展示する。
【加藤広宣】