日原いずみさんと長男の昌生さん「反抗期」語る
本紙で毎週、コラム「ほおずきサロン」を連載している作家の日原いずみさんと長男昌生さんによるトーク「反抗期の乗り越え方」が10日、豊橋市草間町のアイプラザ豊橋であった。 「子育てお悩み解決塾」と題する市生涯学習課の連続講座。25人の子育て中の男女が親子の講演に聞き入った。
日原さんには昌生さんと高校1年生の次男がいる。家族の模様は「ほおずきサロン」にも出てくる。2人の息子とも、タイプは違うが反抗期があったと紹介。警察沙汰にまでなった夫と昌生さんのバトルの様子、自身の反抗期、教育方針や進学について、時には笑いを交えながらのトークが続いた。
バトンタッチした昌生さんは、自分がイライラを募らせていた中高生時代を振り返り「父の教育は『デカパン競争』のようだった。それも一緒に走るのではなく、強引に引きずられていく感じだった。母は横から『頑張れ』と声をかけているイメージ」と説明した。日原さんは「子どもを信じることが大事」と結んだ。
質問も多く出た。昌生さんは、大学生として社会に触れる中で両親の見方が変化したとして「世の中にいっぱいいる大人の中で、たまたま一緒に住んでいるのが両親。親戚や教師やバイト先の大人のように、ほど良い距離で接してほしい」と話した。日原さんは「『家族はかくあらねばならない』と思い込むと苦しくなる。家族は変容する。柔軟に対応しましょう」と呼びかけた。
【山田一晶】
本紙で毎週、コラム「ほおずきサロン」を連載している作家の日原いずみさんと長男昌生さんによるトーク「反抗期の乗り越え方」が10日、豊橋市草間町のアイプラザ豊橋であった。 「子育てお悩み解決塾」と題する市生涯学習課の連続講座。25人の子育て中の男女が親子の講演に聞き入った。
日原さんには昌生さんと高校1年生の次男がいる。家族の模様は「ほおずきサロン」にも出てくる。2人の息子とも、タイプは違うが反抗期があったと紹介。警察沙汰にまでなった夫と昌生さんのバトルの様子、自身の反抗期、教育方針や進学について、時には笑いを交えながらのトークが続いた。
バトンタッチした昌生さんは、自分がイライラを募らせていた中高生時代を振り返り「父の教育は『デカパン競争』のようだった。それも一緒に走るのではなく、強引に引きずられていく感じだった。母は横から『頑張れ』と声をかけているイメージ」と説明した。日原さんは「子どもを信じることが大事」と結んだ。
質問も多く出た。昌生さんは、大学生として社会に触れる中で両親の見方が変化したとして「世の中にいっぱいいる大人の中で、たまたま一緒に住んでいるのが両親。親戚や教師やバイト先の大人のように、ほど良い距離で接してほしい」と話した。日原さんは「『家族はかくあらねばならない』と思い込むと苦しくなる。家族は変容する。柔軟に対応しましょう」と呼びかけた。
【山田一晶】