蒲郡で海と山の交流コンサート

　蒲郡市シニア吹奏楽団（栗田一衛団長）と新城市ほうらい吹奏楽団（樫本計彦団長）の合同演奏会、第２回「海と山の交流コンサート」が14日、蒲郡市民会館で開かれた。両楽団合わせ約２００人がステージも行われ、１０００人を超える観客を魅了した。
　近隣の吹奏楽団仲間との交流をと２年前に新城市で演奏会を開いており、第２回目。新城市には宇連、大島の両ダムがあり、栗田団長は「蒲郡は１００％ダムの水にお世話になっているため、上下流交流の意味も込めています」と話した。
　各楽団ごとに演奏し、平均年齢67歳のシニア楽団は計８曲、一方同33歳のほうらい楽団は５曲をそれぞれ披露。シニア楽団がビートルズの「ヘイ・ジュード」を演奏すると３階席のほうらい楽団メンバーが歌ったり、ほうらい楽団の「故郷の空」にシニア楽団のパーカッションとドラムパートが参加した。
　合同演奏では「アラジン」「ご長寿番組メドレー」の後、アンコールで「東京ブギウギ」も演奏。両団員がリズム良く精力的にハーモニーを奏でると、観客から大きな拍手が送られた。
（安藤聡）