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「エムキャンパスカフェ」 22日、豊橋にオープン

水蒸気蒸留装置もある店内=エムキャンパスカフェで
水蒸気蒸留装置もある店内=エムキャンパスカフェで
食材の濃縮液「コーディアル」を使った飲料も提供される
食材の濃縮液「コーディアル」を使った飲料も提供される

 豊橋市駅前大通2の「エムキャンパス」に22日から、植物由来の天然フレーバー(香料)を使った飲料が楽しめる「エムキャンパスカフェ」が開店する。製造販売を手掛ける「ランド」(安城市)が、東三河産フレーバーの開発拠点を視野に開いた。地元農家との共同開発にも意欲的だ。
 森林資源など植物を精油したエッセンシャルオイルや香料の開発や製造販売を手掛け、2018年には新城市内で国産樹木を精油する「奥三河蒸留所」を設けた。中部ガス不動産が同ビルを拠点に手掛ける「東三河フードバレー構想」の展開にもつなげたい考えだ。
 店舗はネパールでオーガニック農園も営む豊川市の自家焙煎コーヒー店「ファーマーズ・パッション」との共同運営。1杯500円を基本に追加料金でアレンジでき、毎日1杯を月4000円で利用できるサブスクリプションプランもある。
 コーヒーや地場産の和紅茶のほか、果物や香辛料などの濃縮液「コーディアル」を基に、天然フレーバーでの風味付けや炭酸水などを加えて幅広くアレンジできる。フレーバーはスギやヒノキやハッカなど多様で、阿部晃社長のお勧めはクスノキ科の「クロモジ」フレーバーを加えたコーヒーだという。
 開店前日の21日、関係者向けの内覧会で店内を公開した。駅前大通り側の路面店で、自社製品とファーマーズパッションの商品約300点が並ぶ。定休日は蒸留体験も予定している。
 阿部社長は「柑橘系の果物や香り高い花など東三河は天然フレーバーの原材料の宝庫。料理への応用など多角化もしやすい」と話す。
 日曜定休で営業は午前11時から午後6時。
【加藤広宣】

 豊橋市駅前大通2の「エムキャンパス」に22日から、植物由来の天然フレーバー(香料)を使った飲料が楽しめる「エムキャンパスカフェ」が開店する。製造販売を手掛ける「ランド」(安城市)が、東三河産フレーバーの開発拠点を視野に開いた。地元農家との共同開発にも意欲的だ。
 森林資源など植物を精油したエッセンシャルオイルや香料の開発や製造販売を手掛け、2018年には新城市内で国産樹木を精油する「奥三河蒸留所」を設けた。中部ガス不動産が同ビルを拠点に手掛ける「東三河フードバレー構想」の展開にもつなげたい考えだ。
 店舗はネパールでオーガニック農園も営む豊川市の自家焙煎コーヒー店「ファーマーズ・パッション」との共同運営。1杯500円を基本に追加料金でアレンジでき、毎日1杯を月4000円で利用できるサブスクリプションプランもある。
 コーヒーや地場産の和紅茶のほか、果物や香辛料などの濃縮液「コーディアル」を基に、天然フレーバーでの風味付けや炭酸水などを加えて幅広くアレンジできる。フレーバーはスギやヒノキやハッカなど多様で、阿部晃社長のお勧めはクスノキ科の「クロモジ」フレーバーを加えたコーヒーだという。
 開店前日の21日、関係者向けの内覧会で店内を公開した。駅前大通り側の路面店で、自社製品とファーマーズパッションの商品約300点が並ぶ。定休日は蒸留体験も予定している。
 阿部社長は「柑橘系の果物や香り高い花など東三河は天然フレーバーの原材料の宝庫。料理への応用など多角化もしやすい」と話す。
 日曜定休で営業は午前11時から午後6時。
【加藤広宣】

水蒸気蒸留装置もある店内=エムキャンパスカフェで
水蒸気蒸留装置もある店内=エムキャンパスカフェで
食材の濃縮液「コーディアル」を使った飲料も提供される
食材の濃縮液「コーディアル」を使った飲料も提供される

カテゴリー:社会・経済

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