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「金子ちゃん」マンホールふた わずか2年で謎の劣化

汚れた「金子ちゃん」マンホールふた(提供)と交換後のふた=松葉町2で
汚れた「金子ちゃん」マンホールふた(提供)と交換後のふた=松葉町2で
「金子ちゃん」マンホールふた わずか2年で謎の劣化
デザインマンホールふたが3枚とも汚損した歩道
デザインマンホールふたが3枚とも汚損した歩道

 NHK連続テレビ小説「エール」ヒロインのモデルをアレンジした「古関金子ちゃん」のデザインマンホールふたが、設置わずか2年で急激に劣化し、市が交換することになった。表面が黒っぽく汚れ、一部にはえぐったような傷もある。原因は不明という。作者で漫画家の佐野妙さんもSNSに投稿し、市にも相談していた。
 「金子ちゃん」を使ったデザインマンホールふたは上下水道局が2020年10月、「こども未来館ここにこ」(松葉町2)の南側歩道3カ所に設置した。緑を背景色にした「手筒花火」のほか、赤系色の「吉田城」や、オレンジの「公会堂」をモチーフにした三つのデザインが特徴だ。
 市下水道整備課によると、8月中旬頃から「汚れている」などの連絡を受けて対策を検討し始めていた。SNS上でも9月頃から関連の投稿が目立つようになった。
 現地調査などで順次交換することになり、「手筒花火」に続いて現在は2枚目の「吉田城」を交換中という。
 新調したばかりの「手筒花火」のふたが色鮮やかなのに対し、交換直前のものはキャラクターが見えづらいほど汚れが際立っている。黒っぽい汚れは自転車のタイヤ痕なのか判別できない。交換前の「公会堂」のふたは、金子ちゃんの顔付近など2カ所にえぐられたような傷跡もあり痛々しい。
 下水道整備課の原田貴主幹は「汚れや傷が人為的かどうかの判断はできなかった」とする一方、「設置から2年なので経年劣化にしては早すぎる。周辺に設置した他のデザインマンホールふたは大した劣化もないので不思議」と話す。
 佐野さんもSNSの投稿のほか、市にも対応を掛け合ったという。佐野さんは「汚れたのは残念ですが、対応していただいた皆さんに感謝しています」などとコメントを寄せた。
【加藤広宣】

 NHK連続テレビ小説「エール」ヒロインのモデルをアレンジした「古関金子ちゃん」のデザインマンホールふたが、設置わずか2年で急激に劣化し、市が交換することになった。表面が黒っぽく汚れ、一部にはえぐったような傷もある。原因は不明という。作者で漫画家の佐野妙さんもSNSに投稿し、市にも相談していた。
 「金子ちゃん」を使ったデザインマンホールふたは上下水道局が2020年10月、「こども未来館ここにこ」(松葉町2)の南側歩道3カ所に設置した。緑を背景色にした「手筒花火」のほか、赤系色の「吉田城」や、オレンジの「公会堂」をモチーフにした三つのデザインが特徴だ。
 市下水道整備課によると、8月中旬頃から「汚れている」などの連絡を受けて対策を検討し始めていた。SNS上でも9月頃から関連の投稿が目立つようになった。
 現地調査などで順次交換することになり、「手筒花火」に続いて現在は2枚目の「吉田城」を交換中という。
 新調したばかりの「手筒花火」のふたが色鮮やかなのに対し、交換直前のものはキャラクターが見えづらいほど汚れが際立っている。黒っぽい汚れは自転車のタイヤ痕なのか判別できない。交換前の「公会堂」のふたは、金子ちゃんの顔付近など2カ所にえぐられたような傷跡もあり痛々しい。
 下水道整備課の原田貴主幹は「汚れや傷が人為的かどうかの判断はできなかった」とする一方、「設置から2年なので経年劣化にしては早すぎる。周辺に設置した他のデザインマンホールふたは大した劣化もないので不思議」と話す。
 佐野さんもSNSの投稿のほか、市にも対応を掛け合ったという。佐野さんは「汚れたのは残念ですが、対応していただいた皆さんに感謝しています」などとコメントを寄せた。
【加藤広宣】

汚れた「金子ちゃん」マンホールふた(提供)と交換後のふた=松葉町2で
汚れた「金子ちゃん」マンホールふた(提供)と交換後のふた=松葉町2で
「金子ちゃん」マンホールふた わずか2年で謎の劣化
デザインマンホールふたが3枚とも汚損した歩道
デザインマンホールふたが3枚とも汚損した歩道

カテゴリー:社会・経済

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