フェニックス・藤田HCら田原でBリーグ元年振り返る

　男子プロバスケットボールの三遠ネオフェニックスが25日、田原市役所を訪れ、Ｂリーグ発足１年目の成績を振り返り、来季に向けての抱負を語った。
　この日は、運営母体の市川栄二会長をはじめ、藤田弘輝ヘッドコーチ、鈴木達也選手らが訪問、山下政良市長に１年の実績を報告した。
　市川会長は、他チームと比較した集客の推移などを示しながら「まだまだ力不足な面がある。弱い部分を克服しながら、皆さんに支えてもらえるチームを目指していきたい」などとチーム運営などに関して今後の展望を話した。
　藤田ヘッドコーチは「自分たちのバスケットが通用するのが分かった。今シーズンで見えてきた課題を克服し、質を高めていきたい」とし、鈴木選手は「コート外での企画やイベントでファンと触れ合って選手のキャラクターを分かってもらいながら、応援してもらえるチームを目指していきたい」と述べた。
　山下市長は「われわれも一緒にＰＲをしていきながら、市をあげて応援していきたい」と来季の活躍を期待した。
（千葉敬也）