「スロータウン映画祭」豊橋で来年1～2月開催

　「とよはしまちなかスロータウン映画祭」（実行委員会主催）が来年１～２月、豊橋駅に近い穂の国とよはし芸術劇場プラットで開かれる。15回目の節目に合わせ、会場、開催時期を従来と変更し、16本の邦・洋画を上映する。
　映画祭のオープニングを飾るのは、１月７日に女優の樹木希林さんを迎える「新春シネマ＆トーク」。すでにチケットは完売した。
　映画の上映は１月21日から始まり、２月19日まで行われる。土・日曜日にあり、邦画６本と映画祭初登場となるタイ映画など洋画10本。21、22の両日は、樹木さん出演の作品「駆込み女と駆出し男」「海よりもまだ深く」の２作品も登場する。
　実行委は「人生や社会、夫婦を見詰め直す作品など、新旧、邦・洋画をバランス良く用意した」と話す。１作品５００円（当日８００円）で鑑賞でき、16作品通し券は２５００円。プラットチケットセンターなどで販売している。
　映画上映日には、「映画ポスター＆パンフレットフェア」がプラット内で開催される。約５００枚のポスター、約１０００部のパンフレットをそろえる計画で、探していたパンフが見つかるかもしれない。
　会場も新たに実施する実行委は「従来のお客さんに加え、若い人らより多くの人に映画祭の存在を知ってもらえれば」と話している。
　詳細はホームページで分かり、「まちなかスロータウン」で検索する。問い合わせは実行委事務局（０５３２・52・９９８０）へ。
　樹木さんの２作品のほか、上映作品は次の通り。
　１月21日＝羅生門▽22日＝晩春▽28・29日＝帰ってきたヒトラー、スポットライト世紀のスクープ▽28日＝小さな恋のメロディ▽29日＝すれ違いのダイアリーズ▽２月11・12日＝黄金のアデーレ名画の帰還、ニューヨーク眺めのいい部屋売ります▽11日＝オリエント急行殺人事件▽12日＝飢餓海峡▽18・19日＝殿、利息でござる！、アリスのままで▽18日＝キャロル▽19日＝バベットの晩餐会
（中村晋也）