「世界の新城」共通パスポート発行へ
新城市はじめヨーロッパやアメリカ、アフリカ、オーストラリアなど各大陸にある「新しい城」を意味する都市の住民らが各都市を訪れた際、優遇サービスが受けられるパスポート事業が始まることになった。同市は2018(平成30)年に「世界新城アライアンス会議」が開かれるのに合わせ、その準備として参加施設の募集などを始めた。
会議は「新城」の意味がある世界7カ国8都市が集って1998年に新城市で初開催。2年に一度行い、当初は行政関係者のみの出席だったが、ドイツのノイブルグ市で行われた08年からは一般市民も参加する「アライアンス」に名称変更して行っている。
パスポート事業は今年9月にカナダ・オンタリオ州クラリントンで行われた第10回会議で実施することを正式決定した。世界各国の“新城市”でパスポートを発行し、別の都市を訪れた際にホテルやレストランでの割引きが受けられたり、通常は開放していない文化財が見られたり、事業所見学や農業体験などが得られることなどを行っていくという。
同市企画政策課は「次回は新城市が開催市となるため、サービスを提供できる事業所などを増やし、歓迎ムードを高めていきたい」と話している。
世界の新城としては、日本の新城市はじめ南アフリカ、ドイツ、スイス、イギリス、アメリカ、ラトビア、ジョージア、チェコ、デンマーク、マレーシア、カナダ、オーストラリア、スロバキアの14カ国15都市で活動している。
(安藤聡)
新城市はじめヨーロッパやアメリカ、アフリカ、オーストラリアなど各大陸にある「新しい城」を意味する都市の住民らが各都市を訪れた際、優遇サービスが受けられるパスポート事業が始まることになった。同市は2018(平成30)年に「世界新城アライアンス会議」が開かれるのに合わせ、その準備として参加施設の募集などを始めた。
会議は「新城」の意味がある世界7カ国8都市が集って1998年に新城市で初開催。2年に一度行い、当初は行政関係者のみの出席だったが、ドイツのノイブルグ市で行われた08年からは一般市民も参加する「アライアンス」に名称変更して行っている。
パスポート事業は今年9月にカナダ・オンタリオ州クラリントンで行われた第10回会議で実施することを正式決定した。世界各国の“新城市”でパスポートを発行し、別の都市を訪れた際にホテルやレストランでの割引きが受けられたり、通常は開放していない文化財が見られたり、事業所見学や農業体験などが得られることなどを行っていくという。
同市企画政策課は「次回は新城市が開催市となるため、サービスを提供できる事業所などを増やし、歓迎ムードを高めていきたい」と話している。
世界の新城としては、日本の新城市はじめ南アフリカ、ドイツ、スイス、イギリス、アメリカ、ラトビア、ジョージア、チェコ、デンマーク、マレーシア、カナダ、オーストラリア、スロバキアの14カ国15都市で活動している。
(安藤聡)