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豊橋駅ホームに「かば焼き自販機」 カネナカが設置

豊橋駅に設置されたうなぎ自販機をPRする中村社長(提供)
豊橋駅に設置されたうなぎ自販機をPRする中村社長(提供)

 豊橋市牟呂町のウナギ加工販売「カネナカ」が、豊橋駅の名鉄側ホームに、かば焼きの冷凍自動販売機「うなぎスタンド」を設置した。4台目だが、これまでにない場所で中村貴洋社長は「どんな人が買ってくれるのか楽しみ」と話している。
 ウナギを仕入れ、かば焼き、白焼きの冷凍加工にし、全国のスーパーなどに販売する。「工場で何を作っているのか分からない」という地域の声を受けて2015年に「土用の丑(うし)」と正月前にかば焼きの工場直売を開始。要望に応えて毎週火曜に販売を始めた。そして新型コロナウイルス禍もあり、24時間対応可能で対面販売をせずに済む冷凍自販機を昨年5月、自社の敷地に導入した。岐阜県などからも買いに来たという。
 1年で4000個売れた。そこで先月、豊橋市と豊川市に2台目、3台目を設置。4台目を今月8日に豊橋駅に置いた。
 「訳あり蒲焼」(140㌘)が1800円、「飯の素(キザミうなぎ)」(80㌘3袋)が1500円、「肝串蒲焼」(30㌘3串)が1200円。スーパーより2~3割安い。すでに30個が売れている。午後5時以降に買い求める人が多いという。電車待ちの間に自販機をしげしげと眺めたり、写真を撮ったりしている人がいる。
 中村社長は昨今のうなぎの高騰から「30年前は家庭のおかずだったうなぎが、ごちそうになっている。日本の食文化を子どもたちに伝えるために、手軽に買い求められる値段にしたい」と話す。「うなぎスタンド」の全国展開が夢だ。
【山田一晶】

 豊橋市牟呂町のウナギ加工販売「カネナカ」が、豊橋駅の名鉄側ホームに、かば焼きの冷凍自動販売機「うなぎスタンド」を設置した。4台目だが、これまでにない場所で中村貴洋社長は「どんな人が買ってくれるのか楽しみ」と話している。
 ウナギを仕入れ、かば焼き、白焼きの冷凍加工にし、全国のスーパーなどに販売する。「工場で何を作っているのか分からない」という地域の声を受けて2015年に「土用の丑(うし)」と正月前にかば焼きの工場直売を開始。要望に応えて毎週火曜に販売を始めた。そして新型コロナウイルス禍もあり、24時間対応可能で対面販売をせずに済む冷凍自販機を昨年5月、自社の敷地に導入した。岐阜県などからも買いに来たという。
 1年で4000個売れた。そこで先月、豊橋市と豊川市に2台目、3台目を設置。4台目を今月8日に豊橋駅に置いた。
 「訳あり蒲焼」(140㌘)が1800円、「飯の素(キザミうなぎ)」(80㌘3袋)が1500円、「肝串蒲焼」(30㌘3串)が1200円。スーパーより2~3割安い。すでに30個が売れている。午後5時以降に買い求める人が多いという。電車待ちの間に自販機をしげしげと眺めたり、写真を撮ったりしている人がいる。
 中村社長は昨今のうなぎの高騰から「30年前は家庭のおかずだったうなぎが、ごちそうになっている。日本の食文化を子どもたちに伝えるために、手軽に買い求められる値段にしたい」と話す。「うなぎスタンド」の全国展開が夢だ。
【山田一晶】

豊橋駅に設置されたうなぎ自販機をPRする中村社長(提供)
豊橋駅に設置されたうなぎ自販機をPRする中村社長(提供)

カテゴリー:社会・経済

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