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豊橋・福祉村キャラバン隊が豊南小へ

障害について学ぶ児童=豊橋市豊南小学校で
障害について学ぶ児童=豊橋市豊南小学校で

 社会福祉法人さわらび会(豊橋市野依町)の福祉村内施設利用者らで構成する「福祉村キャラバン隊」が21日、豊橋市豊南小学校(村田司校長)を訪問。5、6年生40人が、体験や交流を通して福祉について学んだ。
 キャラバン隊は「障害者の日」(12月9日)にちなみ、1993(平成5)年に発足。障害者理解を目的に市内小中学校を訪問してきた。これまで訪れた学校は延べ93校、交流した児童は延べ1万4000人にものぼる。4年ほど活動を休止していたが、今年度から再開。第1校目として、障害者支援施設「珠藻荘」「あかね荘」、障害福祉サービス事業所「明日香」の3施設の利用者19人と職員が、同校を訪れた。
 同校では、毎年5年生が出前授業で福祉について学習。在校中に空き缶を集めて車イスを購入し、学校と校区市民館に寄付した卒業生もいる。
 この日、キャラバン隊は「さわらび太鼓」の演奏を披露した後、スライドで施設や利用者の生活を紹介、障害がありながらも意欲的に仕事や趣味に取り組む姿を示した。さらに実演や体験会を行い、児童は施設利用者が口で絵を描いたり織ったりする姿を見学したり、車いす操作や目隠し歩行、施設利用者が使う織り機の体験など行った。
 「障害について理解し、誰に対しても優しい気持ちで接し、自分たちで困っている人を手助けできるようになってもらえたら」と村田校長。森正比古・珠藻荘施設長は「今後も活動を積極的に展開する。声がかかれば出向いていきたい」と話していた。
(田中博子)

 社会福祉法人さわらび会(豊橋市野依町)の福祉村内施設利用者らで構成する「福祉村キャラバン隊」が21日、豊橋市豊南小学校(村田司校長)を訪問。5、6年生40人が、体験や交流を通して福祉について学んだ。
 キャラバン隊は「障害者の日」(12月9日)にちなみ、1993(平成5)年に発足。障害者理解を目的に市内小中学校を訪問してきた。これまで訪れた学校は延べ93校、交流した児童は延べ1万4000人にものぼる。4年ほど活動を休止していたが、今年度から再開。第1校目として、障害者支援施設「珠藻荘」「あかね荘」、障害福祉サービス事業所「明日香」の3施設の利用者19人と職員が、同校を訪れた。
 同校では、毎年5年生が出前授業で福祉について学習。在校中に空き缶を集めて車イスを購入し、学校と校区市民館に寄付した卒業生もいる。
 この日、キャラバン隊は「さわらび太鼓」の演奏を披露した後、スライドで施設や利用者の生活を紹介、障害がありながらも意欲的に仕事や趣味に取り組む姿を示した。さらに実演や体験会を行い、児童は施設利用者が口で絵を描いたり織ったりする姿を見学したり、車いす操作や目隠し歩行、施設利用者が使う織り機の体験など行った。
 「障害について理解し、誰に対しても優しい気持ちで接し、自分たちで困っている人を手助けできるようになってもらえたら」と村田校長。森正比古・珠藻荘施設長は「今後も活動を積極的に展開する。声がかかれば出向いていきたい」と話していた。
(田中博子)

障害について学ぶ児童=豊橋市豊南小学校で
障害について学ぶ児童=豊橋市豊南小学校で

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

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