三河大島など蒲郡の2カ所で海開き

　蒲郡市の三河大島と西浦温泉パームビーチで１日、海水浴場がシーズンオープンした。両所とも観光関係者らで神事を行い、８月31日までの無事を祈願した。
　三河湾に浮かぶ三河大島では市観光協会や地元の三谷町から約60人が参加し、神事と海上祈願を行った。同協会の杉山和弘会長は「蒲郡沖の三河湾では８月末まで海水浴、10月にはセーリングワールドカップが国内初開催となる。行楽客には思いっきり楽しんでもらえれば」とあいさつした。島の沖合で船上から献花も行った。
　この日は東三河広域連合が企画した名古屋発着の東三河女子旅ツアーで31人の女性たちが島を訪れ、砂浜でスイカ割りなどを楽しんだ。
　島は同市街地の沖合約３㌔に浮かぶ無人島で、島東、西の両側にはビーチが広がる。竹島海岸西側の蒲郡乗船センターから島を往復する定期航路で訪れることができる。渡船料は中学生以上１２００円、小学生６００円。８月６日は宝投げが行われる。
　一方、西浦町の西浦温泉パームビーチでも海開きした。23日には「ビーチフェスタ」、８月６、20日に「西浦花火と縁日」を企画。駐車場は１００台分あり、料金は１台５００円となっている。
（安藤聡）