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多彩なテーマで高校生がプレゼン

プレゼンテーションを行う高校生=桜丘中学校で
プレゼンテーションを行う高校生=桜丘中学校で

 豊橋市内の高校に通う生徒らが関心を持ち、調べてきた内容を披露する「ワカモンGO!未来(あした)の自分を創(つく)る-意思表示」が9日、豊橋市南牛川2の私立桜丘中学校で開かれ、7チームが学んだプレゼンテーションで発表した。
 豊橋青年会議所(西島豊理事長)が主催。選挙権の18歳以上引き下げに合わせ、高校生ら若者の主権者意識を醸成する一環で企画した。若者が意思表示、行動の重要性を学ぶ機会を提供、生徒たちは関心を持ったテーマに議論を重ね、学んだプレゼン資料作成術を使い、この日を迎えた。
 各チームのテーマは、少子化対策、豊橋市の在住外国人、豊橋カレーうどんなど。少子化対策を考えたチームは学校に着目し、空調設置や図書館併設など学校設備の充実や、多言語の授業、病院の併設を挙げ、生徒たちは「多言語授業は小学生から外国語に触れられるほか、外国人も増える。医療施設が近くにあれば共働きの両親も安心できる」などと学校環境の充実を提案した。
 東日本大震災の被災地を訪れ、「どうなれば復興なのか」を考えたチームは「人の数だけ復興の形はあるが、大きく町の復興と心の復興の二つがある」と指摘。生徒たちは「心に傷を負った人が多く、前向きに生活している人は少ない。メッセージや人との触れ合いで元気をもらったと聞き、人の温かさが必要。1人1人ができることをやるのが復興への一番の近道。どんなことも他人事ではなく、自分事として捉えることが大切」と訴えた。
 発表後、豊橋市の金田英樹副市長、テレビ番組でコメンテーターも務めるタレント春香クリスティーンさんらが、各チームを講評した。
 発表を聴いた来場者の投票の結果、在住外国人をテーマにした豊橋東高校の「べりーべりーず」が最優秀に選ばれた。
(中村晋也)

 豊橋市内の高校に通う生徒らが関心を持ち、調べてきた内容を披露する「ワカモンGO!未来(あした)の自分を創(つく)る-意思表示」が9日、豊橋市南牛川2の私立桜丘中学校で開かれ、7チームが学んだプレゼンテーションで発表した。
 豊橋青年会議所(西島豊理事長)が主催。選挙権の18歳以上引き下げに合わせ、高校生ら若者の主権者意識を醸成する一環で企画した。若者が意思表示、行動の重要性を学ぶ機会を提供、生徒たちは関心を持ったテーマに議論を重ね、学んだプレゼン資料作成術を使い、この日を迎えた。
 各チームのテーマは、少子化対策、豊橋市の在住外国人、豊橋カレーうどんなど。少子化対策を考えたチームは学校に着目し、空調設置や図書館併設など学校設備の充実や、多言語の授業、病院の併設を挙げ、生徒たちは「多言語授業は小学生から外国語に触れられるほか、外国人も増える。医療施設が近くにあれば共働きの両親も安心できる」などと学校環境の充実を提案した。
 東日本大震災の被災地を訪れ、「どうなれば復興なのか」を考えたチームは「人の数だけ復興の形はあるが、大きく町の復興と心の復興の二つがある」と指摘。生徒たちは「心に傷を負った人が多く、前向きに生活している人は少ない。メッセージや人との触れ合いで元気をもらったと聞き、人の温かさが必要。1人1人ができることをやるのが復興への一番の近道。どんなことも他人事ではなく、自分事として捉えることが大切」と訴えた。
 発表後、豊橋市の金田英樹副市長、テレビ番組でコメンテーターも務めるタレント春香クリスティーンさんらが、各チームを講評した。
 発表を聴いた来場者の投票の結果、在住外国人をテーマにした豊橋東高校の「べりーべりーず」が最優秀に選ばれた。
(中村晋也)

プレゼンテーションを行う高校生=桜丘中学校で
プレゼンテーションを行う高校生=桜丘中学校で

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

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