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豊川・一宮西部小教員 中学校で英語授業を参観

中学生の英語授業を見学する一宮西部小の教員ら㊧=一宮中学校で
中学生の英語授業を見学する一宮西部小の教員ら㊧=一宮中学校で

 国際化社会へ、先生からまず一歩―。2020(平成32)年度から小学校での英語教育が本格化するのを前に、東三河の各校でも準備が進む。豊川市立一宮西部小学校(柴田斉子校長)は18日、教員が近隣の一宮中学校(藤城雅典校長)を訪れ、英語授業を参観した。
 文科省の学習指導要領の改訂により、2020年度から小学5、6年に英語が年70時間で必修科目となり、3、4年にも英語活動が取り入れられる。準備期間として、来年度からは3年に年15時間の英語活動が含まれる。
 これに備え、一宮西部小は独自に教員主体の研究をスタート。この日は教員6人が一宮中で1年生の英語授業を視察し、参考になった点や気付いたことをノートに記した。元気な声で繰り返し読み上げさせたり、生徒同士で英語で会話させる指導に、教員4年目の増田和将さん(25)は「子どもたちの気持ちの乗せ方が上手で、ここまでできればいいというラインも明確。授業の進め方の参考になる」と話した。
 もともと教員らの発案で始まった一宮西部小の英語教育研究。今年度いっぱいかけて、すべての教員が一宮中を訪れ授業参観する予定で、夏休みには市のAET(英語指導助手)を招き、マンツーマンでの英語指導を仰ぐ。
 また、昨年度からは週2回の教員ミーティングに簡単な英語のあいさつや自己紹介も導入しており、柴田校長は「子どもたちにきちんと教えるために、まずは先生たちの力を付けていかなくちゃいけない」と話している。
 この日参観した学級には、3月に一宮西部小を卒業したばかりの生徒もおり、教え子たちとの再会にも花が咲いた。
(由本裕貴)

 国際化社会へ、先生からまず一歩―。2020(平成32)年度から小学校での英語教育が本格化するのを前に、東三河の各校でも準備が進む。豊川市立一宮西部小学校(柴田斉子校長)は18日、教員が近隣の一宮中学校(藤城雅典校長)を訪れ、英語授業を参観した。
 文科省の学習指導要領の改訂により、2020年度から小学5、6年に英語が年70時間で必修科目となり、3、4年にも英語活動が取り入れられる。準備期間として、来年度からは3年に年15時間の英語活動が含まれる。
 これに備え、一宮西部小は独自に教員主体の研究をスタート。この日は教員6人が一宮中で1年生の英語授業を視察し、参考になった点や気付いたことをノートに記した。元気な声で繰り返し読み上げさせたり、生徒同士で英語で会話させる指導に、教員4年目の増田和将さん(25)は「子どもたちの気持ちの乗せ方が上手で、ここまでできればいいというラインも明確。授業の進め方の参考になる」と話した。
 もともと教員らの発案で始まった一宮西部小の英語教育研究。今年度いっぱいかけて、すべての教員が一宮中を訪れ授業参観する予定で、夏休みには市のAET(英語指導助手)を招き、マンツーマンでの英語指導を仰ぐ。
 また、昨年度からは週2回の教員ミーティングに簡単な英語のあいさつや自己紹介も導入しており、柴田校長は「子どもたちにきちんと教えるために、まずは先生たちの力を付けていかなくちゃいけない」と話している。
 この日参観した学級には、3月に一宮西部小を卒業したばかりの生徒もおり、教え子たちとの再会にも花が咲いた。
(由本裕貴)

中学生の英語授業を見学する一宮西部小の教員ら㊧=一宮中学校で
中学生の英語授業を見学する一宮西部小の教員ら㊧=一宮中学校で

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

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