豊橋南高に教育コース、福江高に観光ビジネスコース新設

　県教育委員会は、平成３０（２０１８）年度から県立豊橋南高校普通科に「教育コース」、県立福江高校に「観光ビジネスコース」を新設するなど県立高校の学科改編及び普通科のコース新設・改編を発表した。
　２０１５年３月に策定した「県立高等学校教育推進基本計画」、１６年２月に策定した「県立高等学校教育推進実施計画（第１期）」を踏まえた新設・改編で、時代の変化やグローバル社会の多様な生徒のニーズに合わせた高等学校づくりを推進するのが狙い。３校で学科を改編するとともに、７校の普通科でコースの新設、３校でコースの改編を行う。
　東三河では豊橋南高普通科に、大学などと連携し、幅広い教養、人間性、社会性、道徳性など、教員に求められる資質を身につけた人材の育成を目指す「教育コース」（定員４０人）を新設する。
　また、福江高は普通科には、観光資源を生かした体験型学習を通して、おもてなしの心と確かな学力を身につけた、幅広く地域を支える人材の育成を目指す「観光ビジネスコース」（同４０人）を新設する。いずれも県では初のコース。
　県内ではそのほか、学科の改編として緑丘商業高の校名を「緑丘高」と変更、商業科を総合学科に、佐屋高と松平高の生活情報科をライフコーディネート科（県初）とするほか、安城東高普通科に国際理解コース、長久手高普通科に看護コース、武豊高普通科に子ども発達コース（県初（、名古屋西高普通科に創造表現コース（同）を新設する。
（後藤康之）