ボーイスカウト豊川市長に受章報告

　日本ボーイスカウト愛知県連盟穂の国地区の団員で、昨秋から今夏までに各種スカウト章を受章した豊川市出身の６人が22日、同市役所を訪れ、山脇実市長に喜びを報告した。
　訪問したのは、豊川第４団所属で高校生年代のベンチャースカウトに与えられる最高位の「富士」を受章した大芝舞子さん（19、愛知大１）をはじめ、「隼」を受章した川嶋玲雄さん（18、名古屋工学院専門学校高等課程）、松本佳己さん（17、愛産大三河高２）、大芝渓太さん（17、豊橋西高２）、中尾裕一さん（17、小坂井高２）、豊橋第８団所属で「菊」を受章した佐藤伊織さん（15、東部中３）。
　「日本語学校の先生になりたい」という志から、自ら物語を考案した絵本の読み聞かせプロジェクトなどの実績を評価された大芝舞子さんは、豊川市からは２人目の「富士」の受章者となった。昨年11月に受章後、皇太子への報告会にも参加し「今までの努力が実った。他の地区のスカウトにも会って刺激を受けた」と語った。現在はローバー隊に位置し、今後は連盟も推奨する英国エディンバラ公国際アワードへの挑戦を明かした。
　川嶋さんは「ＩＴ系の資格を取って日本の社会に貢献したい」と話すなど、他の団員も今後の抱負を明かした。山脇市長からは「社会に役立つ素晴らしい経験ができたはず。今後の人生に生かしてほしい」とエールを送られた。
（由本裕貴）