「530の日」が記念日に登録

　５月30日の「５３０（ゴミゼロ）の日」が記念日として登録認定された。５３０運動環境協議会（豊橋市）が、５３０の日を広く知ってもらうとともに、豊橋市が５３０運動発祥の街であることを全国にＰＲするため、日本記念日協会に申請。登録証書の授与式が、９月16日の「５３０のまち環境フェスタ」で開かれる。
　５３０運動は１９７５（昭和50）年７月、「自分のゴミは自分で持ちかえりましょう」を合言葉に組織的な活動を開始。民間主導型で40年が経過し、全国各地に広がっている。
　ただ、豊橋が発祥地であることは今ひとつ。このため、同協議会は、５３０の日とともに発祥地の知名度アップに向け、記念日として申請した。
　日本記念日協会に登録されると、ホームページに認定記念日として名称や日付、由来などが掲載され、発祥地についても由来の中で記される。同協議会は「対外的なアピールだけでなく、会員や市民らのモチベーション向上にもつながる」としている。
　９月16日の登録証書授与式は午前11時半から、市公会堂で開催。誰でも参加でき、参加した人には「５３０の日」登録記念品が贈られる。
　豊橋市内では、例年、春と秋を中心に５３０運動実践活動が展開され、春の活動では約10万人が参加している。
（中村晋也）