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県が豊川で東三河人にやさしい街づくり地域セミナー

踏切で車いす介助体験に臨むSKE48の日高さん㊨=豊川稲荷門前で
踏切で車いす介助体験に臨むSKE48の日高さん㊨=豊川稲荷門前で

 県は26日、豊川市の豊川商工会議所などで「東三河人にやさしい街づくり地域セミナーin豊川」を開催した。市民ら60人が参加し、観光地の豊川稲荷門前商店街などで福祉の目線から見た街づくりについて考えた。
 参加者は5班に分かれ、豊川商議所を発着点に商店街やJR豊川駅を街歩き調査。車いすや、視界が狭くなるゴーグルや聴力が落ちるヘッドホンの装着、足に重りを付けてつえを手に歩くなど、障害者や高齢者の疑似体験に臨んだ。
 NPO法人・東三河ハートネットのメンバーが指導し、参加者は踏切や段差、狭い道で車いすの操作を実践。商店街の店主らに、門前の現状や課題などの聞き取り調査も行った。
 車いすに乗った八南小3年の岩本遥香さん(9)は「力が必要で疲れた。(勾配のある道は)真っすぐに進まなかった」。会社員の梅村一貴さん(25)は「門前にはベンチが少ないことに気付いた。体が不自由な方は疲れてしまう」と気付いた点を明かした。
 「人にやさしい街づくりの推進に関する条例」に基づき、2005(平成17)年から東三河の各市持ち回りで防災や福祉をテーマに実施。東三河ハートネットの柳原伸行理事長(72)は「人が人に優しくするソフト面の充実が必要。助け合える街になれば、またあそこに行ってみたいと思ってくれる」と話した。
 三重大学の浅野聡准教授による講演やワークショップもあった他、県広報番組「SKE48のあいちテル!」(東海テレビ)の収録でアイドルグループSKE48の日高優月さんも参加した。
(由本裕貴)

 県は26日、豊川市の豊川商工会議所などで「東三河人にやさしい街づくり地域セミナーin豊川」を開催した。市民ら60人が参加し、観光地の豊川稲荷門前商店街などで福祉の目線から見た街づくりについて考えた。
 参加者は5班に分かれ、豊川商議所を発着点に商店街やJR豊川駅を街歩き調査。車いすや、視界が狭くなるゴーグルや聴力が落ちるヘッドホンの装着、足に重りを付けてつえを手に歩くなど、障害者や高齢者の疑似体験に臨んだ。
 NPO法人・東三河ハートネットのメンバーが指導し、参加者は踏切や段差、狭い道で車いすの操作を実践。商店街の店主らに、門前の現状や課題などの聞き取り調査も行った。
 車いすに乗った八南小3年の岩本遥香さん(9)は「力が必要で疲れた。(勾配のある道は)真っすぐに進まなかった」。会社員の梅村一貴さん(25)は「門前にはベンチが少ないことに気付いた。体が不自由な方は疲れてしまう」と気付いた点を明かした。
 「人にやさしい街づくりの推進に関する条例」に基づき、2005(平成17)年から東三河の各市持ち回りで防災や福祉をテーマに実施。東三河ハートネットの柳原伸行理事長(72)は「人が人に優しくするソフト面の充実が必要。助け合える街になれば、またあそこに行ってみたいと思ってくれる」と話した。
 三重大学の浅野聡准教授による講演やワークショップもあった他、県広報番組「SKE48のあいちテル!」(東海テレビ)の収録でアイドルグループSKE48の日高優月さんも参加した。
(由本裕貴)

踏切で車いす介助体験に臨むSKE48の日高さん㊨=豊川稲荷門前で
踏切で車いす介助体験に臨むSKE48の日高さん㊨=豊川稲荷門前で

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

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