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東愛知ガス供給ネットがLPガス防災フェスタ

LPガス非常用発電機を視察する参加者=東愛知ガス供給ネットで
LPガス非常用発電機を視察する参加者=東愛知ガス供給ネットで

 東愛知ガス供給ネット(彦坂彰一代表取締役)は13日、豊川市御津町佐脇浜の同社で「LPガス防災フェスタ」を初開催した。大規模災害時に地域のLPガス供給の中心的な役割を果たす経済産業省指定の「中核充填所」として、防災BCP(事業継続計画)講習会などを行った。
 BCP講習会には、ガスを扱う地元企業や行政関係者らが参加。ガス・エネルギー関連事業を手掛ける岩谷産業の米重翔平さんが講師を務め、発災後、3日分のエネルギーを確保するLPガス発電施設の設置などのBCP策定を提案した。
 米重さんは「LPガスは災害時に調理、暖房、発電の3役を担う」と強調し、都市ガスや電気に比べて復旧が早く、ディーゼル発電機に比べて振動や騒音も少なく、長期保存が可能でガス事業者が燃料を配送するなどのメリットを挙げた。
 災害対応型バルク貯槽などの関連設備の設置に関する補助金の他、東日本大震災の被災地で、実際にLPガス発電機が有効に活用された福祉施設の事例なども紹介。「南海トラフ巨大地震はもちろん、日本中どこでも災害が起こり得る。備えが必要」と呼び掛けた。
 参加者は敷地内にあるLPガス非常用発電機やガス貯蔵施設なども見学。ポータブル発電機やマグネシウム空気発電の実演や、非常食の試食や防災グッズの展示なども行われた。
(由本裕貴)

 東愛知ガス供給ネット(彦坂彰一代表取締役)は13日、豊川市御津町佐脇浜の同社で「LPガス防災フェスタ」を初開催した。大規模災害時に地域のLPガス供給の中心的な役割を果たす経済産業省指定の「中核充填所」として、防災BCP(事業継続計画)講習会などを行った。
 BCP講習会には、ガスを扱う地元企業や行政関係者らが参加。ガス・エネルギー関連事業を手掛ける岩谷産業の米重翔平さんが講師を務め、発災後、3日分のエネルギーを確保するLPガス発電施設の設置などのBCP策定を提案した。
 米重さんは「LPガスは災害時に調理、暖房、発電の3役を担う」と強調し、都市ガスや電気に比べて復旧が早く、ディーゼル発電機に比べて振動や騒音も少なく、長期保存が可能でガス事業者が燃料を配送するなどのメリットを挙げた。
 災害対応型バルク貯槽などの関連設備の設置に関する補助金の他、東日本大震災の被災地で、実際にLPガス発電機が有効に活用された福祉施設の事例なども紹介。「南海トラフ巨大地震はもちろん、日本中どこでも災害が起こり得る。備えが必要」と呼び掛けた。
 参加者は敷地内にあるLPガス非常用発電機やガス貯蔵施設なども見学。ポータブル発電機やマグネシウム空気発電の実演や、非常食の試食や防災グッズの展示なども行われた。
(由本裕貴)

LPガス非常用発電機を視察する参加者=東愛知ガス供給ネットで
LPガス非常用発電機を視察する参加者=東愛知ガス供給ネットで

カテゴリー:社会・経済

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