ドローンで災害時情報収集、蒲郡市が協定

　災害時に被災現場の情報を得ようと蒲郡市は、同市拾石町のビルメンテナンス会社・共同メンテナンス（坂部傑社長）と「災害時における無人航空機（ドローン）を用いた情報収集および連携に関する協定」を結んだ。締結は１日付。
　同市は独自にドローンなど無人航空機を保有しておらず、今年４月中部電力岡崎営業所と情報連携協定を結んでいる。しかし、営業所で出動させた場合のみに情報収集をするという限定的となるため、新たに共同メンテナンスと結んだ。
　今回の協定では市の要請に共同メンテナンスが無人航空機を出動させる。同社では航空局から操縦技能証明証を得ている社員がおり、災害時には市内上空にドローンを飛ばし、画像や録画映像を得るという。
（安藤聡）