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サーフィン国際大会、田原市への誘致ならず

 2020年東京五輪のサーフィン競技会場誘致への弾みと「サーフタウン構想」推進に向けて、田原市が来年夏を開催予定として同市への誘致を目指していたサーフィンの国際大会「ワールドサーフィンゲームス」が、フランス南西部のビアリッツで開催される見通しとなった。
 主催する国際サーフィン連盟(ISA)=IOC・国際オリンピック委員会の承認団体=は、すでに公式ホームページ上で公表。同連盟に加盟する日本サーフィン連盟(NSA)=JOC・日本オリンピック委員会の承認団体=も、取材に対し「フランスでの開催を承知している」と回答した。
 “サーフィンのワールドカップ”とも呼ばれ、世界最高峰のサーフィン大会と位置付けられている同大会。ISAは五輪のサーフィン競技会場をめぐる開催地選考で強い影響力を持つため、大会誘致が実現した場合、田原に五輪のサーフィン競技会場を持ってきたい山下政良市長にとっては、実績の裏付けやPR、話題性、競技開催地としての適性を印象付けて勢いづける絶好のチャンスでもあった。
 5月の定例会見では、山下市長も記者団の質問に「一発大逆転を狙いたい」と力を込めるほどだったが、事実上、9月末時点でフランス開催が決まっていたと見られる。
 市長らは5月末、渡米。大会誘致に向けて「開催地契約締結を目的」に、米国カリフォルニア州サンディエゴでISAのフェルナンド会長ら幹部複数人と会談した。開催地合意書(A4サイズ1枚)を提出し、田原での開催を歓迎したいとする姿勢を示し、その場の雰囲気としては十分な手応えがあったという。
 ただ、山下市長は、現段階でワールドサーフィンゲームスに関してISAから書面などで「開催地決定の連絡や報告は受けていない」としている。
(千葉敬也)

 2020年東京五輪のサーフィン競技会場誘致への弾みと「サーフタウン構想」推進に向けて、田原市が来年夏を開催予定として同市への誘致を目指していたサーフィンの国際大会「ワールドサーフィンゲームス」が、フランス南西部のビアリッツで開催される見通しとなった。
 主催する国際サーフィン連盟(ISA)=IOC・国際オリンピック委員会の承認団体=は、すでに公式ホームページ上で公表。同連盟に加盟する日本サーフィン連盟(NSA)=JOC・日本オリンピック委員会の承認団体=も、取材に対し「フランスでの開催を承知している」と回答した。
 “サーフィンのワールドカップ”とも呼ばれ、世界最高峰のサーフィン大会と位置付けられている同大会。ISAは五輪のサーフィン競技会場をめぐる開催地選考で強い影響力を持つため、大会誘致が実現した場合、田原に五輪のサーフィン競技会場を持ってきたい山下政良市長にとっては、実績の裏付けやPR、話題性、競技開催地としての適性を印象付けて勢いづける絶好のチャンスでもあった。
 5月の定例会見では、山下市長も記者団の質問に「一発大逆転を狙いたい」と力を込めるほどだったが、事実上、9月末時点でフランス開催が決まっていたと見られる。
 市長らは5月末、渡米。大会誘致に向けて「開催地契約締結を目的」に、米国カリフォルニア州サンディエゴでISAのフェルナンド会長ら幹部複数人と会談した。開催地合意書(A4サイズ1枚)を提出し、田原での開催を歓迎したいとする姿勢を示し、その場の雰囲気としては十分な手応えがあったという。
 ただ、山下市長は、現段階でワールドサーフィンゲームスに関してISAから書面などで「開催地決定の連絡や報告は受けていない」としている。
(千葉敬也)

カテゴリー:政治・行政

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