市政発展の功績たたえ

蒲郡で元市長の金原氏ら７人表彰

　蒲郡市は６日、市政の発展に努めた功労者および功績者の表彰式を同市役所で行った。稲葉正吉市長が、元市長の金原久雄氏（71）＝中央本町＝ら５人に功労者、教育文化と保健衛生部門で各１人に功績者表彰をした。
　功労者の金原氏は市長を３期12年務めた。他に元市議の小林康宏氏（71）＝形原町＝と、中野房子氏（70）＝元町、保護司の今泉泰伸氏（75）＝三谷北通、市更生保護女性会会長と民生および児童委員の志賀笑子氏（82）＝鹿島町＝が選出された。
　功績者は市文化財審議会委員を22年務めた伊藤章寛（としお）氏（67）＝蒲郡町＝と、保育園医師を務める中澤良氏（５５）＝三谷北通＝の２氏が選ばれた。
　この日は中澤氏を除く６氏が出席し、稲葉市長から表彰状を受けた。稲葉市長は「皆さんの功労や功績を次の世代につないでいきたい」とあいさつ。受賞者を代表し、志賀氏は「支えてくれた仲間たちの分までうれしい。今後も立ち直りや非行防止、子育て支援をしていきたい」と謝辞を述べた。
（安藤聡）