もうすぐ紅葉見頃

新城高１年生が鳳来寺山参道を清掃活動

　紅葉が見頃を迎えるのに合わせ、県立新城高校生活創造科１年生35人が15日、新城市門谷の鳳来寺山参道で清掃活動に取り組んだ。行楽客におもてなしをと、女子生徒たちは竹ぼうきで落ち葉をはいた。
　清掃活動は、鳳来寺高校の前身で１９３５（昭和10）年に開校した鳳来寺女子学園時代から実施されたという。同高校が２０１１（平成23）年３月末に閉校となり、奉仕の心を継承しようと新城高校が引き継いでいる。
　生徒たちはバスで旧高校を訪れ、登山口から参道の傘杉まで約７００㍍の間で竹ぼうきを使って落ち葉を集めたり、下草を刈ったりした。
　また、地元の門谷地区住民や新城市観光協会、新城市職員らも協力。活動後には生徒たちがお礼に巾着袋と焼き菓子をプレゼントした。
（安藤聡）