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豊川商議所がイオンモール進出アンケート結果発表

アンケート調査の結果について説明する小野会頭㊧や笠原副会頭=豊川商議所で
アンケート調査の結果について説明する小野会頭㊧や笠原副会頭=豊川商議所で

 豊川商工会議所(小野喜明会頭)は7日、豊川市豊川町の同所で定例会見を開き、八幡地区への大型商業施設イオンモールの進出計画に関する独自のアンケート調査の結果を発表した。会員事業所と一般市民向けに調査を行い、会員592社、市民974人から回答を得た。
 計画地のスズキ跡地の利活用について、会員も市民も商業施設誘致を推す声が4割近くを占めた。市民は41・5%が「期待している」、21・5%が「少し期待している」と答えた。
 一方で、会員事業所の49%が短期的に見て進出による自社への影響をないとしたが、小売業や飲食業の5割が売上高、来店客数でマイナスの影響が出ると回答。長期的に見たビジネスチャンスや新事業への期待は45%が「関係ない」と答えた。
 また、交通渋滞対策や交通安全対策を市などに期待する声も多く、懸念することも会員の36%が交通渋滞(事故対策・駐車場)、市民の63%も交通渋滞だった。
 市は5日まで4回の住民説明会でイオンモールの構想案などを示したが、小野会頭はまちづくりに関する他事例と比べて「市民の意見も踏まえて進めるべきなのに、イオンの示す案をいきなり出してきて、順序が間違っている。市がもっとリーダーシップを取って進めてほしい」と訴えた。
 今回のアンケート調査結果を踏まえ、所内機関「豊川市における市民生活に関する検討委員会」を中心に来年1月にも市への提言を行う。
(由本裕貴)

 豊川商工会議所(小野喜明会頭)は7日、豊川市豊川町の同所で定例会見を開き、八幡地区への大型商業施設イオンモールの進出計画に関する独自のアンケート調査の結果を発表した。会員事業所と一般市民向けに調査を行い、会員592社、市民974人から回答を得た。
 計画地のスズキ跡地の利活用について、会員も市民も商業施設誘致を推す声が4割近くを占めた。市民は41・5%が「期待している」、21・5%が「少し期待している」と答えた。
 一方で、会員事業所の49%が短期的に見て進出による自社への影響をないとしたが、小売業や飲食業の5割が売上高、来店客数でマイナスの影響が出ると回答。長期的に見たビジネスチャンスや新事業への期待は45%が「関係ない」と答えた。
 また、交通渋滞対策や交通安全対策を市などに期待する声も多く、懸念することも会員の36%が交通渋滞(事故対策・駐車場)、市民の63%も交通渋滞だった。
 市は5日まで4回の住民説明会でイオンモールの構想案などを示したが、小野会頭はまちづくりに関する他事例と比べて「市民の意見も踏まえて進めるべきなのに、イオンの示す案をいきなり出してきて、順序が間違っている。市がもっとリーダーシップを取って進めてほしい」と訴えた。
 今回のアンケート調査結果を踏まえ、所内機関「豊川市における市民生活に関する検討委員会」を中心に来年1月にも市への提言を行う。
(由本裕貴)

アンケート調査の結果について説明する小野会頭㊧や笠原副会頭=豊川商議所で
アンケート調査の結果について説明する小野会頭㊧や笠原副会頭=豊川商議所で

カテゴリー:社会・経済

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