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豊橋商業高卒業生2人が公認会計士2次試験突破

白井校長㊧に合格の報告をした石河さん㊥と伴野さん=豊橋商業高校で
白井校長㊧に合格の報告をした石河さん㊥と伴野さん=豊橋商業高校で

 県立豊橋商業高校の卒業生で朝日大学経営学部(岐阜県)3年の石河はる菜さん(20)と中央大学商学部(東京都)2年の伴野満希さん(20)が公認会計士試験の2次試験(論文式)に合格し、9日、母校へ報告に訪れた。
 スーツ姿で白井由美子校長を訪問した石河さんと伴野さん。昨年11月に合格し、公認会計士登録への第1歩を歩み始めた。
 公認会計士試験は1次試験(短答式)と2次試験、その後、実務経験を2年以上積み3次試験の修了考査に合格することで公認会計士として登録することができる。
 昨年度の試験の合格率は11・2%で、石河さんは「ただ自分の持てる力を全て出して、結果は合否が出るまで分からなった」と話す。伴野さんは、合格を知って家族に電話、母親と泣きながら喜んだという。
 2人とも大学の研究所や研究部に所属し、朝から夜まで勉強漬けの日々を送ってきた。石河さんは、モチベーションを維持するのが一番大変だったが、同じ合格を目指す仲間に負けまいと奮起した。伴野さんは、豊橋にいる家族が経済的にも精神的にも支えとなり、諦めないで続けられた。
 高校時代の勉強の中で簿記の社会的役割を実感し、その先にある公認会計士という職を目指すことにした伴野さん。将来的は、愛知県に戻って地元企業に関わる監査業務をしたいという。一方、石河さんは企業の会計システムなどについてアドバイスができるコンサルティング職に興味があるといい、2人ともはっきりした目標を示した。
 合格を祝福した白井校長は「2人がこれまでの経験や目標を豊橋商の後輩に話してくれれば、いい刺激になると思う」と話した。
(井嶋義典)

 県立豊橋商業高校の卒業生で朝日大学経営学部(岐阜県)3年の石河はる菜さん(20)と中央大学商学部(東京都)2年の伴野満希さん(20)が公認会計士試験の2次試験(論文式)に合格し、9日、母校へ報告に訪れた。
 スーツ姿で白井由美子校長を訪問した石河さんと伴野さん。昨年11月に合格し、公認会計士登録への第1歩を歩み始めた。
 公認会計士試験は1次試験(短答式)と2次試験、その後、実務経験を2年以上積み3次試験の修了考査に合格することで公認会計士として登録することができる。
 昨年度の試験の合格率は11・2%で、石河さんは「ただ自分の持てる力を全て出して、結果は合否が出るまで分からなった」と話す。伴野さんは、合格を知って家族に電話、母親と泣きながら喜んだという。
 2人とも大学の研究所や研究部に所属し、朝から夜まで勉強漬けの日々を送ってきた。石河さんは、モチベーションを維持するのが一番大変だったが、同じ合格を目指す仲間に負けまいと奮起した。伴野さんは、豊橋にいる家族が経済的にも精神的にも支えとなり、諦めないで続けられた。
 高校時代の勉強の中で簿記の社会的役割を実感し、その先にある公認会計士という職を目指すことにした伴野さん。将来的は、愛知県に戻って地元企業に関わる監査業務をしたいという。一方、石河さんは企業の会計システムなどについてアドバイスができるコンサルティング職に興味があるといい、2人ともはっきりした目標を示した。
 合格を祝福した白井校長は「2人がこれまでの経験や目標を豊橋商の後輩に話してくれれば、いい刺激になると思う」と話した。
(井嶋義典)

白井校長㊧に合格の報告をした石河さん㊥と伴野さん=豊橋商業高校で
白井校長㊧に合格の報告をした石河さん㊥と伴野さん=豊橋商業高校で

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

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