文字の大きさ

豊橋で防災フェア始まる

特殊なゴーグルを使って津波が襲ってきた映像を見る参加者たち=ライフポートとよはしで
特殊なゴーグルを使って津波が襲ってきた映像を見る参加者たち=ライフポートとよはしで

 「第12回防災フェア~やさしく迎えよう!南海トラフ巨大地震」(NPO法人東海リスクマネジメント研究会・豊橋市主催、豊橋商工会議所共催、東愛知新聞社など後援)が9日、ライフポートとよはしで開幕した。初日は津波、火災の被害をバーチャルリアリティー(VR)を活用して体感してもらい、被害の様子を想像してもらった。
 市民や企業に防災意識を高めてもらおうと企画した。
 VRの活用は、愛知工科大学准教授の板宮朋基氏が説明。スマホを利用した特殊なゴーグルを使って、目の前の景色に津波が襲ってくる画像を合成した映像を見た。参加者たちは「流木も流れて来て、とてもリアル」と述べ、津波の怖さと同時に、すぐに避難することの大切さを再確認した。
 その上で板宮氏は「防災訓練などで、被害想定が分かるハザードマップとあわせてVRを活用すれば、よりリアルに災害の被害が分かり効果が倍増する」と述べた。このほか高潮・津波の解説、BCPの事例発表などがあった。
 今回の防災フェアは女性の視点を重視しており最終日の10日は、「男女双方の視点で災害から家族と地域守る」をテーマにした防災講演会(午前9時半~)ほか、防災にたずさわる女性7人による座談会(午後2時45分~)などを行う。入場無料で当日参加もできる。
(竹下貴信)

 「第12回防災フェア~やさしく迎えよう!南海トラフ巨大地震」(NPO法人東海リスクマネジメント研究会・豊橋市主催、豊橋商工会議所共催、東愛知新聞社など後援)が9日、ライフポートとよはしで開幕した。初日は津波、火災の被害をバーチャルリアリティー(VR)を活用して体感してもらい、被害の様子を想像してもらった。
 市民や企業に防災意識を高めてもらおうと企画した。
 VRの活用は、愛知工科大学准教授の板宮朋基氏が説明。スマホを利用した特殊なゴーグルを使って、目の前の景色に津波が襲ってくる画像を合成した映像を見た。参加者たちは「流木も流れて来て、とてもリアル」と述べ、津波の怖さと同時に、すぐに避難することの大切さを再確認した。
 その上で板宮氏は「防災訓練などで、被害想定が分かるハザードマップとあわせてVRを活用すれば、よりリアルに災害の被害が分かり効果が倍増する」と述べた。このほか高潮・津波の解説、BCPの事例発表などがあった。
 今回の防災フェアは女性の視点を重視しており最終日の10日は、「男女双方の視点で災害から家族と地域守る」をテーマにした防災講演会(午前9時半~)ほか、防災にたずさわる女性7人による座談会(午後2時45分~)などを行う。入場無料で当日参加もできる。
(竹下貴信)

特殊なゴーグルを使って津波が襲ってきた映像を見る参加者たち=ライフポートとよはしで
特殊なゴーグルを使って津波が襲ってきた映像を見る参加者たち=ライフポートとよはしで

カテゴリー:社会・経済

 PR

PR