女子プロ野球が愛知に
日本代表で豊川出身の寺部さん地元で再始動
豊川市出身の女子プロ野球選手で、日本代表の寺部歩美さん(25)が地元で再始動する。所属する兵庫ディオーネが兵庫県淡路島から愛知県一宮市に本拠地を移し、今季から「愛知ディオーネ」としてリーグ戦に挑む。寺部さんは東海地方や生まれ育った東三河にも女子プロ野球を広めようと活躍に燃える。
女子プロ野球は昨季まで埼玉アストライア、兵庫ディオーネ、京都フローラ、育成球団レイア(京都)が活動。関東、関西地方に偏り、東海地方に球団が存在しなかったため、競技を新たな地域に浸透させようと兵庫が移転を決めた。
昨年、チームの主将を任され、捕手で打率3割9厘、31打点の活躍でリーグ戦の優勝に貢献した寺部さんも、地元愛知での再発進に燃える。「愛知県は中日ドラゴンズがあり、高校野球も盛んでとても野球熱の強い地域なので、野球つながりで女子野球も盛り上げていけたら」と言う。
寺部さんは代田小学校時代に父・誠一さんが監督を務めた豊川イーグルスで野球を始め、女子硬式野球部がある埼玉・花咲徳栄高校へ入学。尚美学園大学を経て2015年に兵庫に入団した。一昨年9月の第7回女子W杯にも出場し、マドンナジャパンの5連覇に貢献した。
今年は第8回女子W杯も開かれ、女子プロ野球が注目される大事なシーズン。3月21日にはナゴヤドームで、昨秋の年間女王決定戦で敗れた埼玉と開幕戦に臨む。「愛知で活動することはとてもうれしい。まだまだ女子野球の認知度は低いと思うので、1人でも多くの方に魅力を伝え、ファンになってもらえるようプレーしたい。愛される球団を目指して活動していきたい」と意気込む。
東三河からは、田原市出身の青木悠華さん(至学館高校)のレイア入団が決まっている。
(由本裕貴)
日本代表で豊川出身の寺部さん地元で再始動
豊川市出身の女子プロ野球選手で、日本代表の寺部歩美さん(25)が地元で再始動する。所属する兵庫ディオーネが兵庫県淡路島から愛知県一宮市に本拠地を移し、今季から「愛知ディオーネ」としてリーグ戦に挑む。寺部さんは東海地方や生まれ育った東三河にも女子プロ野球を広めようと活躍に燃える。
女子プロ野球は昨季まで埼玉アストライア、兵庫ディオーネ、京都フローラ、育成球団レイア(京都)が活動。関東、関西地方に偏り、東海地方に球団が存在しなかったため、競技を新たな地域に浸透させようと兵庫が移転を決めた。
昨年、チームの主将を任され、捕手で打率3割9厘、31打点の活躍でリーグ戦の優勝に貢献した寺部さんも、地元愛知での再発進に燃える。「愛知県は中日ドラゴンズがあり、高校野球も盛んでとても野球熱の強い地域なので、野球つながりで女子野球も盛り上げていけたら」と言う。
寺部さんは代田小学校時代に父・誠一さんが監督を務めた豊川イーグルスで野球を始め、女子硬式野球部がある埼玉・花咲徳栄高校へ入学。尚美学園大学を経て2015年に兵庫に入団した。一昨年9月の第7回女子W杯にも出場し、マドンナジャパンの5連覇に貢献した。
今年は第8回女子W杯も開かれ、女子プロ野球が注目される大事なシーズン。3月21日にはナゴヤドームで、昨秋の年間女王決定戦で敗れた埼玉と開幕戦に臨む。「愛知で活動することはとてもうれしい。まだまだ女子野球の認知度は低いと思うので、1人でも多くの方に魅力を伝え、ファンになってもらえるようプレーしたい。愛される球団を目指して活動していきたい」と意気込む。
東三河からは、田原市出身の青木悠華さん(至学館高校)のレイア入団が決まっている。
(由本裕貴)