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豊川の西小坂井駅周辺「まず歩道橋を」

小坂井西小の児童の通学路となっている西小坂井踏切=豊川市小坂井町で
小坂井西小の児童の通学路となっている西小坂井踏切=豊川市小坂井町で
山脇市長㊨に要望する井上会長㊥と横井幹事長=豊川市役所で
山脇市長㊨に要望する井上会長㊥と横井幹事長=豊川市役所で

 豊川市伊奈町前山のJR西小坂井駅に連絡橋設置を目指し、地元住民らで組織された「西小坂井駅東西連絡橋建設促進協議会」(井上隆雄会長)が2日、市役所を訪れ、山脇実市長に早期建設を要望した。市側は周辺の都市計画道路の計画変更も視野に協力する意向を示した。
 東側にのみ出入り口がある西小坂井駅付近では、小坂井西小学校に通う児童が危険と隣り合わせの状況。学校と東海道線を隔てた地区に住む児童は、毎日駅の北約300㍍にある西小坂井踏切を渡って登下校する。住宅地の美園などから、全校生徒の約56%にあたる300人以上が電車の通過本数が多い朝に登校時間が重なり、十分な幅がない歩道を歩いている。
 徒歩圏内で線路を横断するには、西小坂井踏切と駅南約300㍍にある野地踏切に限られ、連絡橋は地域住民の利便性向上にもつながる。乗降客数や、予算に厳しいJR側の意向もあり、まずは人間や自転車だけが通れる歩道橋の設置が現実的だ。井上会長は「駅に近い場所で作ってくれれば、高齢者も外出するようになる」と見据える。
 駅のすぐ西側に小学校があることから、駅付近から線路をまたぎ、西側の前山地区を結ぶ歩道橋が理想的。竹本幸夫副市長は、周辺に民家や空き家が立ち並ぶことから「まずは周辺道路の都市計画変更を目指すぐらいでないと難しい」と話した。御津町では、JR愛知御津駅南側の松本入浜線が国道23号と接続したことで、新たなロータリー整備など駅南側の開発へ進みだしている。
 協議会は前山、西小坂井、平井、伊奈、美園、南山、小坂井住宅の7町内会(3445世帯)で組織。「連絡橋ニュース」の全戸配布で情報提供したり、看板設置で啓発している。
(由本裕貴)

 豊川市伊奈町前山のJR西小坂井駅に連絡橋設置を目指し、地元住民らで組織された「西小坂井駅東西連絡橋建設促進協議会」(井上隆雄会長)が2日、市役所を訪れ、山脇実市長に早期建設を要望した。市側は周辺の都市計画道路の計画変更も視野に協力する意向を示した。
 東側にのみ出入り口がある西小坂井駅付近では、小坂井西小学校に通う児童が危険と隣り合わせの状況。学校と東海道線を隔てた地区に住む児童は、毎日駅の北約300㍍にある西小坂井踏切を渡って登下校する。住宅地の美園などから、全校生徒の約56%にあたる300人以上が電車の通過本数が多い朝に登校時間が重なり、十分な幅がない歩道を歩いている。
 徒歩圏内で線路を横断するには、西小坂井踏切と駅南約300㍍にある野地踏切に限られ、連絡橋は地域住民の利便性向上にもつながる。乗降客数や、予算に厳しいJR側の意向もあり、まずは人間や自転車だけが通れる歩道橋の設置が現実的だ。井上会長は「駅に近い場所で作ってくれれば、高齢者も外出するようになる」と見据える。
 駅のすぐ西側に小学校があることから、駅付近から線路をまたぎ、西側の前山地区を結ぶ歩道橋が理想的。竹本幸夫副市長は、周辺に民家や空き家が立ち並ぶことから「まずは周辺道路の都市計画変更を目指すぐらいでないと難しい」と話した。御津町では、JR愛知御津駅南側の松本入浜線が国道23号と接続したことで、新たなロータリー整備など駅南側の開発へ進みだしている。
 協議会は前山、西小坂井、平井、伊奈、美園、南山、小坂井住宅の7町内会(3445世帯)で組織。「連絡橋ニュース」の全戸配布で情報提供したり、看板設置で啓発している。
(由本裕貴)

小坂井西小の児童の通学路となっている西小坂井踏切=豊川市小坂井町で
小坂井西小の児童の通学路となっている西小坂井踏切=豊川市小坂井町で
山脇市長㊨に要望する井上会長㊥と横井幹事長=豊川市役所で
山脇市長㊨に要望する井上会長㊥と横井幹事長=豊川市役所で

カテゴリー:社会・経済 / 政治・行政

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