豊橋の吉田天満宮で例大祭と筆塚祭
豊橋市広小路3の吉田天満宮(田中善規宮司)で18日、氏子や筆関係者らが参列し「例大祭」と筆の供養をする「筆塚祭」などが行われた。
例大祭では、祝詞奏上や参拝者による玉串奉納などのほか、白い装束に身を包んだ同市立松山小学校5年の太田真梨乃さんと高柳海玖さんが「浦安の舞」を奉納した。
同神社には、学問や書道の神として信仰されている藤原道真をまつることから「筆塚祭」と戦後、豊橋筆の復興に尽力した小林仁一朗の顕彰祭が併せて行われている。天満宮の前に鎮座されている筆塚と小林仁一郎翁之碑を前に神事が行われ、関係者らが筆に感謝し、豊橋筆の繁栄を願った。
豊橋筆振興協同組合の杉浦良雄理事長は、筆づくりの継承が危惧される中、「この先、バラ色とはいかないが、豊橋筆220年の歴史を消さずに頑張って守っていきたい」と話した。
(井嶋義典)
豊橋市広小路3の吉田天満宮(田中善規宮司)で18日、氏子や筆関係者らが参列し「例大祭」と筆の供養をする「筆塚祭」などが行われた。
例大祭では、祝詞奏上や参拝者による玉串奉納などのほか、白い装束に身を包んだ同市立松山小学校5年の太田真梨乃さんと高柳海玖さんが「浦安の舞」を奉納した。
同神社には、学問や書道の神として信仰されている藤原道真をまつることから「筆塚祭」と戦後、豊橋筆の復興に尽力した小林仁一朗の顕彰祭が併せて行われている。天満宮の前に鎮座されている筆塚と小林仁一郎翁之碑を前に神事が行われ、関係者らが筆に感謝し、豊橋筆の繁栄を願った。
豊橋筆振興協同組合の杉浦良雄理事長は、筆づくりの継承が危惧される中、「この先、バラ色とはいかないが、豊橋筆220年の歴史を消さずに頑張って守っていきたい」と話した。
(井嶋義典)