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お年寄り笑顔「しんしろまちなか映画祭」

「シェーン」の上映会場を後にする観客ら=新城文化会館で
「シェーン」の上映会場を後にする観客ら=新城文化会館で

 新城市の新城文化会館で3、4の両日、「しんしろまちなか映画祭2018」(実行委員会主催)が開かれた。地元高齢者の外出機会をと懐かしの名作3本と新城に関連した作品の計4本を上映。「50年ぶりに見た」という観客もおり、顔をほころばせて会場を後にした。
 映画祭はJR新城駅周辺の新城小学校区住民らで実行委員会を結成。家に閉じこもりがちな高齢者の外出機会をつくり出そうと映画祭を企画した。かつて同校区では新富劇場と昭和映画劇場の2つの映画館があり、当時を懐かしんでもらうとともに映画上映していた頃のにぎわいも思い浮かべてもらうのも狙いとした。
 上映したのは3日に「ローマの休日」(1953年)と「嵐を呼ぶ男」(1957年)、4日に「シェーン」(1953年)と新城で撮影された「あん」(2015年)の4作品。
 会場となった小ホールでは各作品とも150人から300人が入場して名作を鑑賞した。「シェーン」を鑑賞した男性たちは「見るのは中学生以来。当時を思い出しました」や、「やっぱり劇場で見るのは迫力がある」など話した。同市東新町から訪れた女性(85)は「音や台詞など感激しました。映画館があった頃は子どもをよく連れて見に行っていたから懐かしい」と振り返った。
 同会館では映画祭に合わせて2つの劇場と設楽町内で上映された映画作品のポスター展と、懐かしの写真展も開催し、鑑賞後に寄って昔話に花を咲かせる人も見られた。
 森正彦実行委員長は「4作のうち複数を見る人もいた。また見たいという人もいたため、好評を得たと思う。新年度も開催してたい」と話した。
(安藤聡)

 新城市の新城文化会館で3、4の両日、「しんしろまちなか映画祭2018」(実行委員会主催)が開かれた。地元高齢者の外出機会をと懐かしの名作3本と新城に関連した作品の計4本を上映。「50年ぶりに見た」という観客もおり、顔をほころばせて会場を後にした。
 映画祭はJR新城駅周辺の新城小学校区住民らで実行委員会を結成。家に閉じこもりがちな高齢者の外出機会をつくり出そうと映画祭を企画した。かつて同校区では新富劇場と昭和映画劇場の2つの映画館があり、当時を懐かしんでもらうとともに映画上映していた頃のにぎわいも思い浮かべてもらうのも狙いとした。
 上映したのは3日に「ローマの休日」(1953年)と「嵐を呼ぶ男」(1957年)、4日に「シェーン」(1953年)と新城で撮影された「あん」(2015年)の4作品。
 会場となった小ホールでは各作品とも150人から300人が入場して名作を鑑賞した。「シェーン」を鑑賞した男性たちは「見るのは中学生以来。当時を思い出しました」や、「やっぱり劇場で見るのは迫力がある」など話した。同市東新町から訪れた女性(85)は「音や台詞など感激しました。映画館があった頃は子どもをよく連れて見に行っていたから懐かしい」と振り返った。
 同会館では映画祭に合わせて2つの劇場と設楽町内で上映された映画作品のポスター展と、懐かしの写真展も開催し、鑑賞後に寄って昔話に花を咲かせる人も見られた。
 森正彦実行委員長は「4作のうち複数を見る人もいた。また見たいという人もいたため、好評を得たと思う。新年度も開催してたい」と話した。
(安藤聡)

「シェーン」の上映会場を後にする観客ら=新城文化会館で
「シェーン」の上映会場を後にする観客ら=新城文化会館で

カテゴリー:社会・経済

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