いなりんピックで「豊川いなり寿司早作り選手権」

　ＮＰＯ法人「豊川いなり寿司で豊川市をもりあげ隊」は５日、豊川市総合体育館などで17日に開かれる「第４回いなりんピック！いなりん☆とゆかいな仲間たち大運動会」（市観光協会主催）で「豊川いなり寿司早作り選手権」を初開催すると発表した。
　午後２時開始予定の早作り選手権には市民35人が参加する予定で、３組に分かれ、制限時間３分間で豊川いなり寿司を何個握れるかを競う。個数（１個１点）と出来栄えの芸術点（20点満天）の合わせた得点で競い、各組上位６人が決勝に進出。優勝、準優勝、３位にはいなりんがモチーフのメダルやご当地グルメが贈られる。
　この日、プリオで行われた記者発表ではデモンストレーションが行われ、もりあげ隊の高木謙太朗隊長と、門前そば山彦の山本芳世さんといなり寿司専門店まつやの藤井智香子さんが慣れた手さばきでいなり寿司を握った。「豊川いなり寿司」は特許庁の地域団体商標に登録されたこともあり、高木隊長は「さらに名前を知ってもらう意味で、盛り上がるイベントになれば」と期待した。
　また、今年も「豊川いなり寿司食べ比べ選手権」を開き、市内の７店舗が個性あふれるいなり寿司を出展し、箸の重さで栄冠を争う。小学生６人が考案するいなり寿司による「地産地消創作豊川いなり寿司コンテスト」も予定され、試食審査や表彰式が行われる。
　問い合わせは市観光協会内事務局（０５３３・89・２２０６）へ。
（由本裕貴）