あいはら友子さん 作品への思い語る

豊橋市駅前大通のほの国百貨店８階で８日、「～幸せと生きがいを求めて～あいはら友子　赤富士絵画展」が始まった。女優で画家のあいはら友子さん（63）が手掛けた「赤富士」「鳳凰」などを描いた絵画を展示販売しており、９～11日にはトークショーとサイン会も行う予定。個展初日の同日、あいはらさんが東愛知新聞社を訪れ、作品への思いを語った。
　あいはらさんはＮＨＫ朝の連続テレビ小説でデビューし、現在は女優、日本画家に加え、心理相談員や公認テクニカルアナリストなどとしても活躍。全国各地で「富士シリーズ」を中心とした絵画個展を精力的に開いており、今展では４～15号の70点を持参した。
　会場を彩るのは、「富士山」「桜」「鳳凰」「龍神」「金斗雲」「白虎」など、パワーや自信、あきらめない心、優しさなど、見る人に幸運を呼び込むようシルクに力強く温かく描いた色美しい作品の数々。トークショーは３日間とも午後１時からと３時からの2回行い、書籍・グッズ購入者対象のサイン会も行う。
　「今後10年間の“心の時代”をどう心豊かに生きていくかを語りたい。皆さんに生きがいのある人生を送ってもらいたい」とあいはらさん。作品購入後の希望者には会場でカウンセリングにも応じるという。
　「今年から10年間は世界的に変化が起きる年。正義や人間力、バランスを身につけ、強い底力が必要になる。自信や優しさなど、自分に足りないものを、想いを込めて描いた私の絵を見て補ってもらえたら」とあいはらさんは話す。個展は12日まで。
(田中博子）