メガドンキ国府店で初のパトロール

　先月30日にオープンした豊川市国府町の「ＭＥＧＡドン・キホーテＵＮＹ国府店」で10日夜、地元住民らが初の夜間パトロールを実施した。
　国道１号に面する好立地で、国府町や御油町、旧音羽町など西部地域から多くの顧客が訪れている。営業時間が深夜２時までということもあり、青少年健全育成や治安面で心配の声が上がっている。施設の防火体制の確認も踏まえ、地元校区防犯推進委員の近藤昭さん、国府連区長の岡田常一さん、国府南部連区長の佐竹孝司さん、元国府連区長の小野友幸さん、国府分隊長の大林一義さん、市議の神谷謙太郎さんが巡回した。
　６人は店内で、高く積み上がった商品棚などで避難経路の案内が見えづらくなっていないかや、スプリンクラーや防犯カメラの位置などを確認。店周辺の公園や地下道なども見回った。
　この日はパトロールを行った午後10時台に学生らの姿は見られなかったが、店内ではアミューズメント性の高い商品が売られ、ゲームコーナーもあり、大型連休や夏休みなどは若者のたまり場になることも予想される。近藤さんは「一年に２、３回は見に来たい。特に夏祭りの日は心配だ」と、次回は夏に実施する見通しを示した。
（由本裕貴）