新城市第4期若者議会

　まちづくりに若者の意見を反映させる新城市の第４期若者議会の第１回議会が３日夜、同市議会議場であった。委員らは穂積亮次市長から委嘱と諮問を受けた。今年度は広報ＰＲや教育に加え、課題の掘り起こしと対応策を考えていく。
　同市は若者が活躍できるまちを目指そうと２０１５（平成27）４月１日に「新城市若者条例・同市若者議会条例」を施行。15歳から29歳までの20人に委員を委嘱。毎年委員を替えて若者のための政策提言を行っている。
　昨年度の第３期委員らは活動ＰＲや観光、図書館改修、健康づくり、防災、消防団加入促進、教育など10種類の事業を行った。
　第４期委員は高校生、短大生、会社員など15歳から29歳までの20人が委嘱された。穂積市長は「仲間同士で意見を出し合い、１年間最大限に務めて、活動への誇りと自信を持って欲しい」と激励した。
　議長には新城東高校２年の瀬野航太さんが就き、穂積市長から若者政策への諮問を受けた。
　委員たちは「広報・ＰＲ」「教育ブランディング」と、新たに課題から政策を考えるグループを加えて活動していく。11月までに政策をまとめて穂積市長に答申する。
（安藤聡）