ガーデニングなどに最適の季節到来

　４日は自然に親しむ「みどりの日」。多彩な花が楽しめる今は、植えるにも良い時期。ＧＷ後半の１日、家族で土に親しむのも良いのでは。豊橋市の総合園芸専門店「ガーデンガーデン」豊橋本店の亀山利幸店長に、家族で楽しめるガーデニングについて話を聞いた。
　「今の時期は何を植えても大丈夫」と亀山店長。玄関先を彩るなら、好きな花苗を組み合わせた寄せ植えはいかが。種ならアサガオ、ヒマワリは植え時だ。最近のヒマワリは高さも花色も多彩。成長が楽しめるほか、小学生は観察日記をつけて夏休みの宿題にしても。
　家庭菜園なら夏野菜。「鉢、土、肥料があれば手軽にできる。オススメはナス、トマト、ピーマン、キュウリなど。サツマイモの人気も高い」と亀山店長。健康志向ならスーパーフードと呼ばれるマンジェリコン、モリンガなども。果樹ならレモン、ライム系が人気。ベリー系やビワ、リンゴも鉢で育てられる。亀山店長の推しはブドウで「カーポートがあれば活用を」と。カーポート下にブドウ棚を作れば雨も当たらず、夏には日除けにもなる。シャインマスカットなど高級果樹を育てられるのは魅力的だ。
　庭造りなら、オススメはバラをメーンにしたイングリッシュガーデン。初心者でも育てやすいバラもあるそうだ。庭造り前に「オープンガーデン豊橋」登録者の庭を見学しても（要問い合わせ）。オープンガーデン豊橋のパンフレットは同店でも現在開催中の「花交流フェア」などでも手に入る。
　場所をとらないビオトープの提案も。睡蓮鉢にメダカを泳がせ、浮き草や水草で空間を彩る。涼感誘うグリーンのできあがりだ。ほかには多肉植物の寄せ植え。鉢に深さを必要としないため、空き缶など廃材を装飾した自作花器に植えてみては？クラフトと寄せ植えが同時に楽しめ、１人でも家族でも有意義な時間が過ごせること請け合いだ。季節の植物は同店ＨＰで紹介中。(協力・ガーデンガーデン豊橋）
（田中博子）