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ダウン症の書家・翔子さんの母、金澤さん講演会

泰子さんと翔子さんのトークショー=PLATで
泰子さんと翔子さんのトークショー=PLATで
揮ごうした「共に生きる」を披露した翔子さん=同
揮ごうした「共に生きる」を披露した翔子さん=同

 国際ソロプチミスト豊橋(川西幸子会長)主催の「金澤泰子チャリティー講演会『いのち輝く』」(東愛知新聞社など後援)が12日、豊橋市の穂の国とよはし芸術劇場PLATで開かれた。ダウン症の書家・金澤翔子さんを大きな愛情を持って育て、書家として娘の才能を開花させた母・泰子さんが子育てなどについて語り、満席の来場者が真剣に聞き入った。
 同クラブが、子育て世代はもちろん、広く子どもに関わる大人たちに聞いてもらおうと開いた講演で、全ての子どもたちが夢や希望を持って暮らしていける社会作りの一助にと企画した。
 生後間もなくダウン症であることが分かった翔子さん。泰子さんの指導で5歳から書道を始め、見事才能を開花させた。NHK大河ドラマ「平清盛」の題字を担当したり、数々の寺社への奉納揮ごうを行うなど活躍中。
 この日は、午後1時半から翔子さんが席上揮ごうを行い、「共に生きる」も文字を約1㍍×約3㍍60の紙に60㌢の筆を使って心を込めて書き上げた。
 母子2人で行ったトークや、「いのち輝く」をテーマに子育てについて語った講演会で泰子さんは、翔子さんの書が“魂の書”と言われ多くの人に感動されることについて、娘の魂が純粋に保たれていること、自分の考えが及ばないほどに優しいことなどをあげた後、娘の生い立ちを紹介。娘がダウン症だったことで長い間悩み苦しんだが、時間や体験を経て今は本当に幸せであることを順を追って語り、「闇の中にこそ大きな光がある」などと説いた。
 子育てに関心のある人や各地で活動する書家など、集まった760人の聴衆は、真剣に耳を傾けていた。
 今講演会の収益は国際ソロプチミストアメリカ日本中央リジョンの指針「女性と女児の為の教育の向上を」に基づき、有効活用するべく寄付を考えている。
(田中博子)

 国際ソロプチミスト豊橋(川西幸子会長)主催の「金澤泰子チャリティー講演会『いのち輝く』」(東愛知新聞社など後援)が12日、豊橋市の穂の国とよはし芸術劇場PLATで開かれた。ダウン症の書家・金澤翔子さんを大きな愛情を持って育て、書家として娘の才能を開花させた母・泰子さんが子育てなどについて語り、満席の来場者が真剣に聞き入った。
 同クラブが、子育て世代はもちろん、広く子どもに関わる大人たちに聞いてもらおうと開いた講演で、全ての子どもたちが夢や希望を持って暮らしていける社会作りの一助にと企画した。
 生後間もなくダウン症であることが分かった翔子さん。泰子さんの指導で5歳から書道を始め、見事才能を開花させた。NHK大河ドラマ「平清盛」の題字を担当したり、数々の寺社への奉納揮ごうを行うなど活躍中。
 この日は、午後1時半から翔子さんが席上揮ごうを行い、「共に生きる」も文字を約1㍍×約3㍍60の紙に60㌢の筆を使って心を込めて書き上げた。
 母子2人で行ったトークや、「いのち輝く」をテーマに子育てについて語った講演会で泰子さんは、翔子さんの書が“魂の書”と言われ多くの人に感動されることについて、娘の魂が純粋に保たれていること、自分の考えが及ばないほどに優しいことなどをあげた後、娘の生い立ちを紹介。娘がダウン症だったことで長い間悩み苦しんだが、時間や体験を経て今は本当に幸せであることを順を追って語り、「闇の中にこそ大きな光がある」などと説いた。
 子育てに関心のある人や各地で活動する書家など、集まった760人の聴衆は、真剣に耳を傾けていた。
 今講演会の収益は国際ソロプチミストアメリカ日本中央リジョンの指針「女性と女児の為の教育の向上を」に基づき、有効活用するべく寄付を考えている。
(田中博子)

泰子さんと翔子さんのトークショー=PLATで
泰子さんと翔子さんのトークショー=PLATで
揮ごうした「共に生きる」を披露した翔子さん=同
揮ごうした「共に生きる」を披露した翔子さん=同

カテゴリー:社会・経済

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