文字の大きさ

豊橋ベンチャークラブが最後の絵本寄贈

山西教育長に寄贈図書を手渡す鈴木会長、布藤委員長、鈴木トレジャラー(左から)=豊橋市役所で
山西教育長に寄贈図書を手渡す鈴木会長、布藤委員長、鈴木トレジャラー(左から)=豊橋市役所で

 地元の女性社会奉仕団体「豊橋ベンチャークラブ」(鈴木ゆき会長)は14日、豊橋市内の小学校などに絵本「はじめてのオーケストラ」56冊(9万720円相当)を寄贈した。今年8月をもって同クラブが解散することから、寄贈は今回が最後となる。
 同クラブでは「将来を担う子どもたちの心を豊かに育む一助に」と、2004(平成16)年から、主要事業の1つとして絵本や児童図書の寄贈を続けてきた。今回選んだ「はじめてのオーケストラ」(原作・佐渡裕、絵・はたこうしろう)は、指揮者の佐渡氏が原作を手掛けた絵本。指揮者を父に持つ小学1年の女の子が、初めてコンサートホールに行き、父親の仕事を間近で見るとともに音楽の素晴らしさにふれる話。主人公が小学生だったことや、東三河の音楽文化の発展の一助にと、同書を選定した。
 市役所教育長室での贈呈式には、同クラブから鈴木会長、布藤聡子・プログラム委員長、鈴木浩子・トレジャラーの3人が出席。「子どもたちにもっと音楽に親しんでほしい。コンサートホールは敷居の高いものではないと思ってもらえたら」などと話し、鈴木会長が山西正泰教育長に寄贈図書を手渡した。「長いことありがとうございました」と図書を受け取った山西教育長は「子どもに活字離れをして欲しくないので本の寄贈はありがたい。子どものデビューを描いた、最後にふさわしい本を選んでいただいた」と感謝した。
 同クラブでの豊橋市への図書は今回で累計860冊となった。同クラブでは蒲郡市へも毎年同じ図書を寄贈しており、今年も同日、同市へ14冊を寄贈した。
(田中博子)

 地元の女性社会奉仕団体「豊橋ベンチャークラブ」(鈴木ゆき会長)は14日、豊橋市内の小学校などに絵本「はじめてのオーケストラ」56冊(9万720円相当)を寄贈した。今年8月をもって同クラブが解散することから、寄贈は今回が最後となる。
 同クラブでは「将来を担う子どもたちの心を豊かに育む一助に」と、2004(平成16)年から、主要事業の1つとして絵本や児童図書の寄贈を続けてきた。今回選んだ「はじめてのオーケストラ」(原作・佐渡裕、絵・はたこうしろう)は、指揮者の佐渡氏が原作を手掛けた絵本。指揮者を父に持つ小学1年の女の子が、初めてコンサートホールに行き、父親の仕事を間近で見るとともに音楽の素晴らしさにふれる話。主人公が小学生だったことや、東三河の音楽文化の発展の一助にと、同書を選定した。
 市役所教育長室での贈呈式には、同クラブから鈴木会長、布藤聡子・プログラム委員長、鈴木浩子・トレジャラーの3人が出席。「子どもたちにもっと音楽に親しんでほしい。コンサートホールは敷居の高いものではないと思ってもらえたら」などと話し、鈴木会長が山西正泰教育長に寄贈図書を手渡した。「長いことありがとうございました」と図書を受け取った山西教育長は「子どもに活字離れをして欲しくないので本の寄贈はありがたい。子どものデビューを描いた、最後にふさわしい本を選んでいただいた」と感謝した。
 同クラブでの豊橋市への図書は今回で累計860冊となった。同クラブでは蒲郡市へも毎年同じ図書を寄贈しており、今年も同日、同市へ14冊を寄贈した。
(田中博子)

山西教育長に寄贈図書を手渡す鈴木会長、布藤委員長、鈴木トレジャラー(左から)=豊橋市役所で
山西教育長に寄贈図書を手渡す鈴木会長、布藤委員長、鈴木トレジャラー(左から)=豊橋市役所で

カテゴリー:社会・経済

 PR

PR