田原でハイビスカスの出荷最盛期
南国の花ハイビスカスの産地となっている田原市で出荷が最盛期に入った。夏に向け、生産農家はカラフルな色の花に彩られたガラス温室で作業に忙しい。
同市小塩津町の鉢物栽培農家・古川裕信さん(53)方では、温室5棟(2640平方㍍)で主流の赤色「サマーレッド」や黄色「サニーウインド」を中心に10品種以上を栽培。今月の大型連休明けから出荷を始めた。自ら改良し、珍しい青系、ゴールド系のハイビスカスも作っている。
ガラス温室内では、家族やパートの女性らと店頭に並ぶ頃の開花を見計らい、咲いた花を摘み、適度な大きさのつぼみをつけて出荷する作業を進めている。
全て直径15㌢の鉢で育て、7月末までに例年並みの3万鉢を中部、関東の市場を中心に全国へ出荷。ホームセンターでは1鉢1000円程度で売られるという。
古川さんは「夏を思わせ、トロピカルな雰囲気を出すハイビスカス。暑い時期でも元気に咲き、明るい雰囲気になるので飾ってください」と話していた。
県の調査によると、田原市内では2016(平成28)年、13戸が213㌃で栽培し、37万鉢を出荷、県内一の産地となっている。
(中村晋也)
南国の花ハイビスカスの産地となっている田原市で出荷が最盛期に入った。夏に向け、生産農家はカラフルな色の花に彩られたガラス温室で作業に忙しい。
同市小塩津町の鉢物栽培農家・古川裕信さん(53)方では、温室5棟(2640平方㍍)で主流の赤色「サマーレッド」や黄色「サニーウインド」を中心に10品種以上を栽培。今月の大型連休明けから出荷を始めた。自ら改良し、珍しい青系、ゴールド系のハイビスカスも作っている。
ガラス温室内では、家族やパートの女性らと店頭に並ぶ頃の開花を見計らい、咲いた花を摘み、適度な大きさのつぼみをつけて出荷する作業を進めている。
全て直径15㌢の鉢で育て、7月末までに例年並みの3万鉢を中部、関東の市場を中心に全国へ出荷。ホームセンターでは1鉢1000円程度で売られるという。
古川さんは「夏を思わせ、トロピカルな雰囲気を出すハイビスカス。暑い時期でも元気に咲き、明るい雰囲気になるので飾ってください」と話していた。
県の調査によると、田原市内では2016(平成28)年、13戸が213㌃で栽培し、37万鉢を出荷、県内一の産地となっている。
(中村晋也)