愛情と笑顔あふれる

豊橋でダウン症などの子どもたち写真展

　ダウン症及び染色体起因の障がいのある子どもたちの笑顔あふれる写真を集めた「第５回ママたちの写真展　＋Ｈａｐｐｙ（プラスハッピー）の天使たち～やさしさをありがとう」が、豊橋市のこども未来館ここにこで開かれている。６月３日まで（水曜休館）。
　中部地区のダウン症の子を持つ親や応援者らで作る、インターネット上のコミュニティ「21＋Ｈａｐｐｙ」（佐橋由利衣代表）が、ダウン症の啓発のため隔年で開いている巡回展。豊橋会場では、同館と東三河のダウン症など染色体起因の障がいのある子や家族らの会「かめのこハウス」が共催している。
　豊橋展では、東三河の子どもたちを写した15作品を含む計１４４点を掲示している。壁面にびっしり並ぶのは、生後２カ月から25歳までの“子どもたち”の笑顔。季節のイベントや家族・きょうだいとのふれあい、何気ない日常生活の一場面、祭りや行楽、晴れ舞台など、愛情込めてシャッターを切った思い出深い写真の中から厳選した１枚を飾っている。
　写真には、「生まれてきてくれてありがとう」「笑顔で皆を癒やしてね」など、それぞれ家族からの愛情いっぱいのメッセージも添えられており、会場を訪れた人たちの心もほっこりと温めている。
（田中博子）