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田原の福江高でプロサーファー杉原さん講演

農業とサーフィンをつなぐ取り組みについて話す杉原さん=福江高校で
農業とサーフィンをつなぐ取り組みについて話す杉原さん=福江高校で

 田原市の県立福江高校で14日、観光ビジネスコースを希望する生徒らが同市在住のプロサーファー杉原康幸さん(32)から産出額全国一の農業と国内有数のサーフィンスポットをつないだ新たなマーケットについて学び、考えを巡らせた。
 2005(平成17)年に市内初のプロとなった杉原さん。5年ほど前に名古屋から地元・田原へ戻り、現在は実家の農業を手伝いながら、スクールを開き、サーフィンの楽しさを伝えている。
 この日の受講者は1年生19人。杉原さんが地域創生のため取り組むサーフィンと農業体験を合わせた「サーファーマー」について勉強した。
 「田原と都会の子の当たり前は違う」と杉原さん。名古屋市内の小・中学生がサーフィンを体験後、初めて見た畑に育ったキャベツを収穫し、目を輝かせた写真などを紹介した。「何もないから田原が嫌い」という生徒には「この自然が、都会から見るとあり得ないくらいの価値」と訴えた。
 実家が農家の渡会遥菜さん(16)は「収穫作業にお金を払う人がいるなんて驚いた。都会の人の目線で田原を見て魅力を見つけたい」と話した。
 同校には今年度、県内で初めて観光産業に関する人材を育成する観光ビジネスコースが新設された。
(飯塚雪)

 田原市の県立福江高校で14日、観光ビジネスコースを希望する生徒らが同市在住のプロサーファー杉原康幸さん(32)から産出額全国一の農業と国内有数のサーフィンスポットをつないだ新たなマーケットについて学び、考えを巡らせた。
 2005(平成17)年に市内初のプロとなった杉原さん。5年ほど前に名古屋から地元・田原へ戻り、現在は実家の農業を手伝いながら、スクールを開き、サーフィンの楽しさを伝えている。
 この日の受講者は1年生19人。杉原さんが地域創生のため取り組むサーフィンと農業体験を合わせた「サーファーマー」について勉強した。
 「田原と都会の子の当たり前は違う」と杉原さん。名古屋市内の小・中学生がサーフィンを体験後、初めて見た畑に育ったキャベツを収穫し、目を輝かせた写真などを紹介した。「何もないから田原が嫌い」という生徒には「この自然が、都会から見るとあり得ないくらいの価値」と訴えた。
 実家が農家の渡会遥菜さん(16)は「収穫作業にお金を払う人がいるなんて驚いた。都会の人の目線で田原を見て魅力を見つけたい」と話した。
 同校には今年度、県内で初めて観光産業に関する人材を育成する観光ビジネスコースが新設された。
(飯塚雪)

農業とサーフィンをつなぐ取り組みについて話す杉原さん=福江高校で
農業とサーフィンをつなぐ取り組みについて話す杉原さん=福江高校で

カテゴリー:社会・経済

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