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豊橋で高校生エコカーレース

一斉にスタートするエコカー=ユタカ自動車学校で
一斉にスタートするエコカー=ユタカ自動車学校で

 「高等学校エコカーレース総合大会」(エコカーチャンピオンシップ運営委員会主催)が24日、豊橋市中野町のユタカ自動車学校で開かれた。高校生らが優勝を目指し、モーターと蓄電池バッテリーを使った自作車両で走行距離を競った。
 大会は今回で第16回目。1周約500㍍の特設コースで、制限時間内にどれだけ周回数を伸ばせるかで順位を決した。県内を中心に静岡、三重、岐阜、長野各県や大阪府の高校が参加。東三河からは豊橋工業、豊川工業、三谷水産が出場した。
 指定のモーターとバッテリーを使うエコハイA部門に11チーム、市販モーターで金属パイプフレーム車体などのエコハイB部門に7チーム、学校独自のモーターを使用するオープンクラスに26チームが参加。エコハイA・Bは35分、オープンクラスは45分で争われた。
 エコハイA・Bのレースは佐原光一市長のフラッグでスタート。空気抵抗を抑えたさまざまな形状の車両で、高校生ドライバーが静かに周回を重ねていった。ほとんどの車両は制限時間を走り切り、完走を果たした。
 エコハイAは長野県飯田OIDE長姫高校の「BOLT」が優勝、三谷水産の「Submarine ver・AB」と豊橋工業の「夜行星 異世界」がそれぞれ2位、3位に入った。
 エコハイBは、豊川工業の「Letzten」と「Nexus」が1、2フィニッシュ。豊橋工業の「泰洋」が3位に入った。
 オープンクラスは飯田OIDE長姫高校の「WISDOM」「WISDOMⅡ」が1、2位を制し、三谷水産の「Submarine ver・7・0」が3位になった。
 エコハイBで優勝した豊川工業「Letzten」のドライバー浪崎翔大さん(3年)は「部員のみんなと先生のおかげで優勝できた。妥協せずにチームでセッティングを最後までやったのがよかったのかな」と勝因について話した。
 エコハイAの優勝チーム「BOLT」のリーダー伊藤裕世さん(2年)は「しっかりデータを取ってやってきた成果が出た。ギア比や走り方の設定が大変だった」と明かし、ドライバー宮内雪弥さん(同)は「コース取りに気を付けた。優勝はチームの力です」とレースを振り返った。
(井嶋義典)

 「高等学校エコカーレース総合大会」(エコカーチャンピオンシップ運営委員会主催)が24日、豊橋市中野町のユタカ自動車学校で開かれた。高校生らが優勝を目指し、モーターと蓄電池バッテリーを使った自作車両で走行距離を競った。
 大会は今回で第16回目。1周約500㍍の特設コースで、制限時間内にどれだけ周回数を伸ばせるかで順位を決した。県内を中心に静岡、三重、岐阜、長野各県や大阪府の高校が参加。東三河からは豊橋工業、豊川工業、三谷水産が出場した。
 指定のモーターとバッテリーを使うエコハイA部門に11チーム、市販モーターで金属パイプフレーム車体などのエコハイB部門に7チーム、学校独自のモーターを使用するオープンクラスに26チームが参加。エコハイA・Bは35分、オープンクラスは45分で争われた。
 エコハイA・Bのレースは佐原光一市長のフラッグでスタート。空気抵抗を抑えたさまざまな形状の車両で、高校生ドライバーが静かに周回を重ねていった。ほとんどの車両は制限時間を走り切り、完走を果たした。
 エコハイAは長野県飯田OIDE長姫高校の「BOLT」が優勝、三谷水産の「Submarine ver・AB」と豊橋工業の「夜行星 異世界」がそれぞれ2位、3位に入った。
 エコハイBは、豊川工業の「Letzten」と「Nexus」が1、2フィニッシュ。豊橋工業の「泰洋」が3位に入った。
 オープンクラスは飯田OIDE長姫高校の「WISDOM」「WISDOMⅡ」が1、2位を制し、三谷水産の「Submarine ver・7・0」が3位になった。
 エコハイBで優勝した豊川工業「Letzten」のドライバー浪崎翔大さん(3年)は「部員のみんなと先生のおかげで優勝できた。妥協せずにチームでセッティングを最後までやったのがよかったのかな」と勝因について話した。
 エコハイAの優勝チーム「BOLT」のリーダー伊藤裕世さん(2年)は「しっかりデータを取ってやってきた成果が出た。ギア比や走り方の設定が大変だった」と明かし、ドライバー宮内雪弥さん(同)は「コース取りに気を付けた。優勝はチームの力です」とレースを振り返った。
(井嶋義典)

一斉にスタートするエコカー=ユタカ自動車学校で
一斉にスタートするエコカー=ユタカ自動車学校で

カテゴリー:社会・経済

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