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田原・成章高の河合さん インターハイ弓道優勝を報告

報告会後、インタビューに答える河合さん=県立成章高校で
報告会後、インタビューに答える河合さん=県立成章高校で
木藤校長から賞状を受け取る河合さん=同
木藤校長から賞状を受け取る河合さん=同

 全国高校総体(インターハイ)弓道競技で田原市の県立成章高校の3年・河合琴音さんが優勝し、6日、同校の全校集会で「顧問の先生や仲間たちのおかげ。支え、応援してくれた方々に感謝しています」と報告した。
 河合さんは、静岡県小笠山総合運動公園エコパアリーナで2日に行われた女子個人の部に出場。各都道府県の代表96人が競い合い、河合さんを含め30人が決勝に進出。的を外した選手から敗退となる「射詰(いづめ)」というサドンデス方式の末、最後に三重県の選手を退け全国優勝を手にした。
 その瞬間、「うれしいのもあったんですが、驚きが大きかった」という河合さん。「ゴールが見えると安心して気が緩んでしまうので、順位のことは考えずに的に当てることだけを考えていました」と振り返った。
 報告会で、木藤政美校長は「昨年12月の全国選抜出場の実績もあるが、見事、最後のチャンスを逃さず全国の頂点に立った。本当にすごいことだと思います」と称賛し、祝福の言葉を贈った。
 「かっこいいな」と思い、高校に入ってから弓道を始めた河合さん。1年の頃は全くダメだったが、2年の夏前から活躍できるようになったという。毎日欠かさず朝練に出て、午後は、部員が多いこともあって、決められた20射の中で、自分なりに工夫して考えながら練習してきたと話す。「波が出る競技で、調子が悪いと精神的に辛くなります」とうまくいかない時期もあったことも明かした。
 高校生活最後の大会を優勝で飾り、卒業後は進学するつもりだという河合さん。「何らかの形で弓道を続けていきたい」と話した。
(井嶋義典)

 全国高校総体(インターハイ)弓道競技で田原市の県立成章高校の3年・河合琴音さんが優勝し、6日、同校の全校集会で「顧問の先生や仲間たちのおかげ。支え、応援してくれた方々に感謝しています」と報告した。
 河合さんは、静岡県小笠山総合運動公園エコパアリーナで2日に行われた女子個人の部に出場。各都道府県の代表96人が競い合い、河合さんを含め30人が決勝に進出。的を外した選手から敗退となる「射詰(いづめ)」というサドンデス方式の末、最後に三重県の選手を退け全国優勝を手にした。
 その瞬間、「うれしいのもあったんですが、驚きが大きかった」という河合さん。「ゴールが見えると安心して気が緩んでしまうので、順位のことは考えずに的に当てることだけを考えていました」と振り返った。
 報告会で、木藤政美校長は「昨年12月の全国選抜出場の実績もあるが、見事、最後のチャンスを逃さず全国の頂点に立った。本当にすごいことだと思います」と称賛し、祝福の言葉を贈った。
 「かっこいいな」と思い、高校に入ってから弓道を始めた河合さん。1年の頃は全くダメだったが、2年の夏前から活躍できるようになったという。毎日欠かさず朝練に出て、午後は、部員が多いこともあって、決められた20射の中で、自分なりに工夫して考えながら練習してきたと話す。「波が出る競技で、調子が悪いと精神的に辛くなります」とうまくいかない時期もあったことも明かした。
 高校生活最後の大会を優勝で飾り、卒業後は進学するつもりだという河合さん。「何らかの形で弓道を続けていきたい」と話した。
(井嶋義典)

報告会後、インタビューに答える河合さん=県立成章高校で
報告会後、インタビューに答える河合さん=県立成章高校で
木藤校長から賞状を受け取る河合さん=同
木藤校長から賞状を受け取る河合さん=同

カテゴリー:地域・教育 / スポーツ

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