水難事故多発 新城署が声かけ活動
今月に入って新城市内の豊川(とよがわ)で水難事故が多発して2人が死亡したのを受け、新城署は18日、市内4カ所の川原などで行楽客に事故の未然防止を呼び掛けた。
同署によると、事故は11日と14日にいずれも庭野地内で発生。11日は桜淵公園で豊橋市の男性会社員(18)、14日は民間行楽施設で岡崎市の中学2年男子生徒(14)がそれぞれ川遊び中に流されて水死した。
1週間のうちに水難死亡事故が相次いだことを重く見た同署と河川管理者の県新城設楽建設事務所、市役所観光課は現場近くに注意を呼び掛ける看板を設置した。
活動は事故現場の2カ所と門谷地内の県民の森、名号の行楽施設の4カ所で実施。署員24人と国交省豊橋河川事務所職員3人が参加した。
桜淵公園内の川原では午前10時から昼前にかけて市外を中心に60人以上の行楽客が訪れた。署員らは「子どもから目を話さないで」や「流れは穏やかに見えても急に深くなる所もあります」などと声を掛け、啓発チラシを配った。
同署は「川では危険な場所で遊ばないことや大人も子どももライフジャケットを着用してほしい」と話している。
市内から訪れた30代女性は「川遊びはよくしていましたが、川底のほうが流れが早いことや無謀なことはしないようにしています」と話していた。
(安藤聡)
今月に入って新城市内の豊川(とよがわ)で水難事故が多発して2人が死亡したのを受け、新城署は18日、市内4カ所の川原などで行楽客に事故の未然防止を呼び掛けた。
同署によると、事故は11日と14日にいずれも庭野地内で発生。11日は桜淵公園で豊橋市の男性会社員(18)、14日は民間行楽施設で岡崎市の中学2年男子生徒(14)がそれぞれ川遊び中に流されて水死した。
1週間のうちに水難死亡事故が相次いだことを重く見た同署と河川管理者の県新城設楽建設事務所、市役所観光課は現場近くに注意を呼び掛ける看板を設置した。
活動は事故現場の2カ所と門谷地内の県民の森、名号の行楽施設の4カ所で実施。署員24人と国交省豊橋河川事務所職員3人が参加した。
桜淵公園内の川原では午前10時から昼前にかけて市外を中心に60人以上の行楽客が訪れた。署員らは「子どもから目を話さないで」や「流れは穏やかに見えても急に深くなる所もあります」などと声を掛け、啓発チラシを配った。
同署は「川では危険な場所で遊ばないことや大人も子どももライフジャケットを着用してほしい」と話している。
市内から訪れた30代女性は「川遊びはよくしていましたが、川底のほうが流れが早いことや無謀なことはしないようにしています」と話していた。
(安藤聡)