豊橋で「子どものための芸能フェス」

　小中学生が伝統芸能などを披露する「第17回子どものための芸能フェスティバル」が22日、豊橋市穂の国とよはし芸術劇場プラットで行われ、児童や生徒が日頃の練習成果を披露し、会場を沸かせた。
　豊橋、豊川、蒲郡、田原４市の４小学校、９中学校、県立豊橋聾学校などから18グループが参加した。
　同豊橋市立章南中の有志からなる「ヲタ芸で章南中学校を盛り上げ隊」は、「サイリウム」を手にパフォーマンス。メンバーは観客にもヲタ芸を伝授し、会場全体を盛り上げた。また、蒲郡市立三谷中の御殿舞や、豊橋市立豊城中の人形浄瑠璃など、郷土色豊かな演目が会場を楽しませた。豊城中の生徒は「吉田文楽を伝承するため、日々練習に励んでいます。機会があれば皆さんに全編を見ていただきたいと思います」と呼び掛けた。
　フェスティバルは豊橋市小中学校文化的部活動実行委員会が主催し、東三河法人会などが共催した。
（飯塚雪）