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剣道アルゼンチン代表が豊川で直前合宿

長谷川さん㊧と合宿に臨むアルゼンチンの代表選手たち=豊川市武道館で
長谷川さん㊧と合宿に臨むアルゼンチンの代表選手たち=豊川市武道館で

 14日から韓国インチョン市で開かれる「第17回世界剣道選手権大会」に出場するアルゼンチン代表選手たちが、豊川市を中心に直前合宿に励んでいる。JICA(国際協力機構)のボランティアとしてアルゼンチンで剣道を教えた長谷川眞さん(68)=八幡町=の教え子たちで、両国の懸け橋としての活躍が期待される。
 来日中の選手は女性のアンドレア・フェルナンデスさん(28)、アナ・モラレスさん(32)、シンティア・ミラネスさん(36)と、男性のゴンザロ田中さん(29)。付き添いのマリアノ・ミズラヒさん(33)と共に、長谷川さんの案内で豊川高校剣道部との試合形式の実戦などで腕を磨いた。
 7日は豊川高校で練習後、八幡町の市武道館で市剣道連盟の会員との合同稽古に参加。防具や面を付け、気合の声を上げて竹刀を振りかざした。
 7段の腕前を持つ長谷川さんは2016(平成28)年6月から今年6月までブエノスアイレス日亜学院で剣道の講師を務め、多くの人を指導。今回は世界大会への代表選手団に4人を輩出する形となり「まずは予選を突破してほしい。剣道を通じて日本とアルゼンチンの絆を深められる存在になってほしい」と期待した。
 ゴンザロさんは「大会では予選を勝ち抜いて日本代表と対戦してみたい。長谷川先生に習った正しい剣道を世界に披露したい」。アンドレアさんも「上手になりたいと2年間やってきた経験を生かしたい」と意気込んだ。
 一行は11日に韓国入りし、大会に備える。 
(由本裕貴)

 14日から韓国インチョン市で開かれる「第17回世界剣道選手権大会」に出場するアルゼンチン代表選手たちが、豊川市を中心に直前合宿に励んでいる。JICA(国際協力機構)のボランティアとしてアルゼンチンで剣道を教えた長谷川眞さん(68)=八幡町=の教え子たちで、両国の懸け橋としての活躍が期待される。
 来日中の選手は女性のアンドレア・フェルナンデスさん(28)、アナ・モラレスさん(32)、シンティア・ミラネスさん(36)と、男性のゴンザロ田中さん(29)。付き添いのマリアノ・ミズラヒさん(33)と共に、長谷川さんの案内で豊川高校剣道部との試合形式の実戦などで腕を磨いた。
 7日は豊川高校で練習後、八幡町の市武道館で市剣道連盟の会員との合同稽古に参加。防具や面を付け、気合の声を上げて竹刀を振りかざした。
 7段の腕前を持つ長谷川さんは2016(平成28)年6月から今年6月までブエノスアイレス日亜学院で剣道の講師を務め、多くの人を指導。今回は世界大会への代表選手団に4人を輩出する形となり「まずは予選を突破してほしい。剣道を通じて日本とアルゼンチンの絆を深められる存在になってほしい」と期待した。
 ゴンザロさんは「大会では予選を勝ち抜いて日本代表と対戦してみたい。長谷川先生に習った正しい剣道を世界に披露したい」。アンドレアさんも「上手になりたいと2年間やってきた経験を生かしたい」と意気込んだ。
 一行は11日に韓国入りし、大会に備える。 
(由本裕貴)

長谷川さん㊧と合宿に臨むアルゼンチンの代表選手たち=豊川市武道館で
長谷川さん㊧と合宿に臨むアルゼンチンの代表選手たち=豊川市武道館で

カテゴリー:社会・経済

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