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豊橋花田小6年生が防災実践学習

エアーテントを立てる体験をする児童ら=豊橋市立花田小学校で
エアーテントを立てる体験をする児童ら=豊橋市立花田小学校で

 豊橋市立花田小学校6年生が、市保健所職員や校区防災リーダーらを招いて、防災に関する実践的な学習を行った。
 「この手で守る・私たちの校区」と題した総合的な学習の一環で10日に実施した。「防災マップ活用」「応急救護所と応急救護」「非常食について」「避難所について」の防災に関する四つのプログラムが用意され、6年生96人が各自、関心のある活動に参加した。
 応急救護所に関するプログラムでは、まず市保健所健康政策課の保健士・作内志津香主任から、大規模災害発生時に応急救護所となる学校の保健室に備えられている医療品類の説明を受けた。児童らは、点滴用器具や骨折時の固定具、傷を縫う針などあまり見慣れない器具についてメモを取りながら聞いた。
 体育館では、同課の彦坂正人主任から応急救護所の役割とトリアージについて聞き、校舎が倒壊した場合に運動場などに設置するエアーテントを協力して立てる体験をした。彦坂主任は、災害時には「住民や学生の協力が必要」と説明し、児童からは「強風でも大丈夫か」などの質問が出た。
 続いて行われた応急手当の学習では、市消防本部消防救急課の中越文朗さんと今泉和弘さんから止血の正しい仕方などを教わった。教室にあるものを使って骨折した足を固定する練習では、児童らが自ら考え、ほうきや定規などを使って実践した。
 校区を歩いて調査し、危険箇所で何が起こるか考える「防災マップ活用」や、校区防災リーダー指導の下、非常食のパッククッキング体験、避難所生活体験・グッズ作りが、それぞれのプログラムで行われた。
 6年総合担当の古田博一教諭は「これまで学んだことや調べたことをもとに、自分の関心がある学びをどんどん進めていってくれれば」と話している。
(井嶋義典)

 豊橋市立花田小学校6年生が、市保健所職員や校区防災リーダーらを招いて、防災に関する実践的な学習を行った。
 「この手で守る・私たちの校区」と題した総合的な学習の一環で10日に実施した。「防災マップ活用」「応急救護所と応急救護」「非常食について」「避難所について」の防災に関する四つのプログラムが用意され、6年生96人が各自、関心のある活動に参加した。
 応急救護所に関するプログラムでは、まず市保健所健康政策課の保健士・作内志津香主任から、大規模災害発生時に応急救護所となる学校の保健室に備えられている医療品類の説明を受けた。児童らは、点滴用器具や骨折時の固定具、傷を縫う針などあまり見慣れない器具についてメモを取りながら聞いた。
 体育館では、同課の彦坂正人主任から応急救護所の役割とトリアージについて聞き、校舎が倒壊した場合に運動場などに設置するエアーテントを協力して立てる体験をした。彦坂主任は、災害時には「住民や学生の協力が必要」と説明し、児童からは「強風でも大丈夫か」などの質問が出た。
 続いて行われた応急手当の学習では、市消防本部消防救急課の中越文朗さんと今泉和弘さんから止血の正しい仕方などを教わった。教室にあるものを使って骨折した足を固定する練習では、児童らが自ら考え、ほうきや定規などを使って実践した。
 校区を歩いて調査し、危険箇所で何が起こるか考える「防災マップ活用」や、校区防災リーダー指導の下、非常食のパッククッキング体験、避難所生活体験・グッズ作りが、それぞれのプログラムで行われた。
 6年総合担当の古田博一教諭は「これまで学んだことや調べたことをもとに、自分の関心がある学びをどんどん進めていってくれれば」と話している。
(井嶋義典)

エアーテントを立てる体験をする児童ら=豊橋市立花田小学校で
エアーテントを立てる体験をする児童ら=豊橋市立花田小学校で

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

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