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豊橋で「NASA宇宙ハッカソン」

宇宙関連のオープンデータを使い開発する参加者ら=トライアルビレッジで
宇宙関連のオープンデータを使い開発する参加者ら=トライアルビレッジで

 NASA(米航空宇宙局)やJAXA(宇宙航空研究開発機構)など宇宙関連のオープンデータを使い、アプリを開発する全世界同時開催のイベント「NASA Space Apps Toyohashi」(サイエンス・クリエイト主催)が20、21の両日、豊橋市広小路1のコワーキングスペース「トライアルビレッジ」で行われた。東海地方初となる宇宙ハッカソンで、豊橋や名古屋、浜松3市などから20~50歳代の17人が参加。2日間、プログラミングに没頭し、新たな発想を競い合った。
 参加者は六つのグループに分かれ、NASAが出題したテーマに対してアイデアを出し合い、試作品を2日間にわたり制作。21日夕にあった発表会では、アフィリティー新沼大樹社長とオーエスジー西村公一広報・秘書チームリーダー、マイクロソフトのエンジニア千代田まどかさんの3人が審査員を務めた。
 各グループは、5分の持ち時間内でプレゼンテーション。火星探査機につむ画像診断AI(人工知能)の開発や「ツイッター」でのつぶやきを分析して民間企業のロケット打ち上げ情報を集めるアプリ、満ちたり欠けたりする月の絵文字を使ったモザイクアートなどの試作品を実演した。
 総合優勝の豊橋賞は、山火事の被害度合いを判定する災害マップを制作した「SpaceSpecies」が獲得。NASAによるグローバル審査へと送られる。
 開発した田原市のエンジニア辻大地さん(29)は「NASAに作品を見てもらうのは貴重な経験。もっと改良して台風や津波などさまざまな災害に対応できるようにしたい」と話した。
 同イベントは2012(平成24)年からNASAが行い、今回は東京や大阪など国内6カ所、世界150以上の都市で開催された。
(飯塚雪)

 NASA(米航空宇宙局)やJAXA(宇宙航空研究開発機構)など宇宙関連のオープンデータを使い、アプリを開発する全世界同時開催のイベント「NASA Space Apps Toyohashi」(サイエンス・クリエイト主催)が20、21の両日、豊橋市広小路1のコワーキングスペース「トライアルビレッジ」で行われた。東海地方初となる宇宙ハッカソンで、豊橋や名古屋、浜松3市などから20~50歳代の17人が参加。2日間、プログラミングに没頭し、新たな発想を競い合った。
 参加者は六つのグループに分かれ、NASAが出題したテーマに対してアイデアを出し合い、試作品を2日間にわたり制作。21日夕にあった発表会では、アフィリティー新沼大樹社長とオーエスジー西村公一広報・秘書チームリーダー、マイクロソフトのエンジニア千代田まどかさんの3人が審査員を務めた。
 各グループは、5分の持ち時間内でプレゼンテーション。火星探査機につむ画像診断AI(人工知能)の開発や「ツイッター」でのつぶやきを分析して民間企業のロケット打ち上げ情報を集めるアプリ、満ちたり欠けたりする月の絵文字を使ったモザイクアートなどの試作品を実演した。
 総合優勝の豊橋賞は、山火事の被害度合いを判定する災害マップを制作した「SpaceSpecies」が獲得。NASAによるグローバル審査へと送られる。
 開発した田原市のエンジニア辻大地さん(29)は「NASAに作品を見てもらうのは貴重な経験。もっと改良して台風や津波などさまざまな災害に対応できるようにしたい」と話した。
 同イベントは2012(平成24)年からNASAが行い、今回は東京や大阪など国内6カ所、世界150以上の都市で開催された。
(飯塚雪)

宇宙関連のオープンデータを使い開発する参加者ら=トライアルビレッジで
宇宙関連のオープンデータを使い開発する参加者ら=トライアルビレッジで

カテゴリー:社会・経済

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