蒲郡市が健康づくり推進優良事業所を表彰

　蒲郡市は19日、健康づくり推進優良事業所に選んだ３社を表彰した。会社ぐるみで健康づくりを積極的に推進している企業を顕彰する制度として初めて取り組み、稲葉正吉市長がホンダカーズ蒲郡（緑町）小池商事（中央本町）小森（元町）に表彰状を手渡した。
　同市は働く世代の健康づくりを推進し、職場での健康づくりに取り組みを応援しようと２０１６年９月に全国健康保険協会愛知支部（協会けんぽ愛知支部）と包括協定を締結。市の健康づくり事業と協会けんぽ支部の健康宣言事業に取り組む事業所が「Ｗチャレンジ宣言書」を申請して優良な事業所を表彰することにした。
　初開催の今回は17年度実施分を募集し、申請した41社のうち18社が取り組みの成果報告。審査で３社を選び、この日、同市保健医療センターで表彰式を行った。
　表彰を受けたホンダカーズ蒲郡の山本昌宏社長は社内の親睦会や受動喫煙対策などを紹介。「チームワークの醸成につながるし、人への投資として取り組んでいる」と発表。また小池商事の小池健太朗副社長は「行動目標を立ててもらっているほか、打ち合わせは散歩しながら行うケースもある」と取り組みを披露した。
　静岡県健康福祉部理事の土屋厚子さんが「健康づくりは日常生活にもつながる取り組みが望ましいとされており、すばらしい活動」と講評した。
（安藤聡）