豊橋木工が創立70周年式典
良い姿勢が保たれるよう工夫されたイスをはじめ、各種イスやテーブルなどを製造している「豊橋木工」（豊橋市杉山町、近藤安社社長）は７日、豊橋市のベルアンジュールで創立７０周年記念式典を開き、戦後すぐの創業からの歴史を振り返るとともに、さらなる躍進を誓った。
同社は１９４８（昭和２３）年１２月に同市前田南町で設立し、木製注文家具の製造を開始。１９８０年に現在の杉山町に移転した。薄い合板を何枚も重ねて、圧力と熱を加えて接着して形をつくる「成形合板」の技術で、曲線が美しくデザイン性に優れたイスやテーブルを製造している。
近年は豊橋出身のデザイナー・朝倉芳満氏のデザインによる、子どもの姿勢を守りながら、成長にあわせて高さが調整できる「アップライト」が大ヒット。「この椅子が一番」の本では、５歳の子どもに座らせたいイス部門で、欧州の有名メーカーを抑えてトップになった。
現在は姿勢を守るイスのラインナップの充実をはかっており、塾や学校向けの学びの姿勢を守る「マナビノイス」や、シニア向けの「セピント」を加えた。
式典には取引先、社員、来賓らが出席。近藤社長は「先人が築いた成形合板の技術を活用して、イスを中心に軽キャンピングカーに使う部材までを生産しています。近年はデザイン性と機能性を兼ね備えた姿勢を支えるイスがヒット商品となり、会社を支えています。７０年の節目を新しい出発点ととらえ、次の世代へバトンを引き継ぎ、永続的な企業になれるよう尽力していきたい」とあいさつ。愛知県家具組合会長の加藤英二氏、蒲郡信用金庫理事長の竹田知史氏が来賓祝辞を述べた。
(竹下貴信)
良い姿勢が保たれるよう工夫されたイスをはじめ、各種イスやテーブルなどを製造している「豊橋木工」（豊橋市杉山町、近藤安社社長）は７日、豊橋市のベルアンジュールで創立７０周年記念式典を開き、戦後すぐの創業からの歴史を振り返るとともに、さらなる躍進を誓った。
同社は１９４８（昭和２３）年１２月に同市前田南町で設立し、木製注文家具の製造を開始。１９８０年に現在の杉山町に移転した。薄い合板を何枚も重ねて、圧力と熱を加えて接着して形をつくる「成形合板」の技術で、曲線が美しくデザイン性に優れたイスやテーブルを製造している。
近年は豊橋出身のデザイナー・朝倉芳満氏のデザインによる、子どもの姿勢を守りながら、成長にあわせて高さが調整できる「アップライト」が大ヒット。「この椅子が一番」の本では、５歳の子どもに座らせたいイス部門で、欧州の有名メーカーを抑えてトップになった。
現在は姿勢を守るイスのラインナップの充実をはかっており、塾や学校向けの学びの姿勢を守る「マナビノイス」や、シニア向けの「セピント」を加えた。
式典には取引先、社員、来賓らが出席。近藤社長は「先人が築いた成形合板の技術を活用して、イスを中心に軽キャンピングカーに使う部材までを生産しています。近年はデザイン性と機能性を兼ね備えた姿勢を支えるイスがヒット商品となり、会社を支えています。７０年の節目を新しい出発点ととらえ、次の世代へバトンを引き継ぎ、永続的な企業になれるよう尽力していきたい」とあいさつ。愛知県家具組合会長の加藤英二氏、蒲郡信用金庫理事長の竹田知史氏が来賓祝辞を述べた。
(竹下貴信)
