山脇市長へ東海高校弓道の優勝報告

　11月23、24日に岐阜県で開催された「第37回東海高校弓道選抜大会」で、男子団体の部で優勝した豊川市の国府高校弓道部と、男子個人の部で優勝した小坂井高校の前田元春さんが14日、市役所を訪れ、山脇実市長に結果を報告した。
　早川大智さん、平出陸さん、後藤誉明さん、太田晃平さんのメンバーで臨んだ国府は県大会では４位だったものの、東海大会では予選を１位通過。決勝トーナメントは静岡商業に接戦で勝利するなどして決勝に勝ち進み、大垣商業に３本差をつけて栄冠を手にした。
　キャプテンを務めた早川さんは、予選２巡目で12本中11本を的中させたことを振り返り「あれで勢いに乗ることができた。最後まであきらめず、日々の練習の成果を発揮できた」。夏のインターハイもある来年に向けては「このメンバーだけでなく、チーム全体が強くなれば」と話した。
　また、小坂井の前田さんは中学での卓球から転向し、昨年冬から的中率を上げてきた。東海大会で個人優勝という輝かしい成績を収めたが、団体での出場をあと一歩で逃していたため「悔しさも抱える中での大会だった」。県大会で準優勝したことで24、25日に岡山県で行われる全国大会への出場も決めており「仲間の分まで頑張って、優勝を狙いたい」と見据えた。
（由本裕貴）