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豊橋の御幸神社で「花祭」

舞を披露する参加者=御幸神社で
舞を披露する参加者=御幸神社で

 豊橋市西幸町の御幸神社で4日、奥三河の伝統芸能「花祭」があり、豊根村を中心とする入植者らが故郷に思いをめぐらせながら舞を奉納した。
 同神社の花祭は、移り住んだ人が中心となり、昭和30年代ごろから本格的に始まった。五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災など願い、新年に行っており、現在は神社周辺の3町の氏子からなる「花祭」幹事会(村松昭信会長)が受け継いでいる。
 舞は、曽川地区に伝わるもので、入植者2世を中心に小学1年生から70歳代まで約60人が参加。佐久間ダムの建設に伴い水没した豊根村の地区から受け継いだ面や衣装を身に着け、「てーほへ」の掛け声が深夜まで響いた。「花そだて」では一般参加者も加わり、2㍍ほどの竹で地面を打ち鳴らし1年の厄払いをした。
 同市立幸小学校6年の林泰樹君(12)と岡田統磨君(12)陶山稜平君(12)、岩西小5年の望月希歩君(11)の4人は花の舞を披露。岡田君は「豊根村のひいおばあちゃん家で花祭を見て、自分も出てみたいと思った。普段みんなで舞うことがないので楽しかった」と話した。
(飯塚雪)

 豊橋市西幸町の御幸神社で4日、奥三河の伝統芸能「花祭」があり、豊根村を中心とする入植者らが故郷に思いをめぐらせながら舞を奉納した。
 同神社の花祭は、移り住んだ人が中心となり、昭和30年代ごろから本格的に始まった。五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災など願い、新年に行っており、現在は神社周辺の3町の氏子からなる「花祭」幹事会(村松昭信会長)が受け継いでいる。
 舞は、曽川地区に伝わるもので、入植者2世を中心に小学1年生から70歳代まで約60人が参加。佐久間ダムの建設に伴い水没した豊根村の地区から受け継いだ面や衣装を身に着け、「てーほへ」の掛け声が深夜まで響いた。「花そだて」では一般参加者も加わり、2㍍ほどの竹で地面を打ち鳴らし1年の厄払いをした。
 同市立幸小学校6年の林泰樹君(12)と岡田統磨君(12)陶山稜平君(12)、岩西小5年の望月希歩君(11)の4人は花の舞を披露。岡田君は「豊根村のひいおばあちゃん家で花祭を見て、自分も出てみたいと思った。普段みんなで舞うことがないので楽しかった」と話した。
(飯塚雪)

舞を披露する参加者=御幸神社で
舞を披露する参加者=御幸神社で

カテゴリー:社会・経済 / 芸能・文化

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